アートを飾るのは、少しだけ心と時間に「余裕」ができたから #Casieのある暮らし

アートは生活必需品ではないけれど、アートと暮らす人だけが知っている、特別な「発見」や「楽しみ」があるはず。この記事では、「Casieのある暮らし」のさまざまなカタチを紹介します。


今回は、ジュンコさん。兵庫県在住、コンサルティング会社でリサーチの仕事をする彼女は、Casieを始めてから約8ヶ月。実はジュンコさん、1作品目から運命的な出会いを果たし、そのアートを購入していただいているんです。

現在もCasieでアートを楽しみ続けるジュンコさんが、原画に感じている「特別感」や「トキメキ」とは?

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旅行先で買った工芸品や植物のあるリビング


我が家は、夫と私、息子2人(大学生・中学生)の4人家族。


夫は建築関係の仕事をしていて芸術好き。私自身も、大学で建築を勉強していて、周りにアート好きな人が多かったので、よく美術館に足を運んでいました。


壁に飾ってあるアフリカのブショング族の布


でも、自宅に原画を飾った経験はなく、元々お部屋に飾っていたのは、旅行先などで気に入って買った工芸品やグリーンが多かったですね。


アートのサブスク、しかも「京都」で即決


私がアートを飾っているのは、去年フルリノベーションして引っ越したばかりの自宅。

「壁の数も増えたし、絵を飾ってみたいな」なんて、考えていたところでした。


2人なら / Moe Suda


元々「サブスク」には興味があって、過去にはバッグのサブスクを利用したことも。


そんな時、TVのニュースで知ったのがCasie。絵画のサブスクは初耳でしたが、すごくいいなと思ったんです。しかも、京都の企業と聞けば、関西人として応援せずにはいられませんよね(笑)。


夫に提案してみると「いいんじゃない?」とのこと。さっそく登録してアートを選び始めました。


はじめてのアートで、運命的な出会い


アート診断の機能なども使ってみましたが、最初のアートは自分たちで選んでみることに。


私と夫、それぞれで気に入ったものをお気に入りリストに入れてみると、私が選んだアートは明るい色合いばかり。反対に夫が選んだのは、落ち着いた色合いばかりでした。その中から最終決定するのは……、もちろん私です(笑)。


最初のアートはしおむら ちささんの「cafe B」に決定。



何となく「デュフィ(ラウル・デュフィ)みたいな絵があったらいいな」と思って探していたところ、運命的な出会いでした。

※ラウル・デュフィ・・・野獣派に分類される19世紀末から20世紀前半のフランスの画家。


届いたアートに同梱されていた、しおむらさんのプロフィールシートを読んでみると、影響を受けた人物の欄には、デュフィの名前が!


そんな嬉しさもありながら、実物は想像以上に素敵で、これは手放せないなと思いました。


なので、なんと1作品目から購入を決意


購入したアートは、いつも仕事をしている私のお部屋に飾りました。



元々付いていた額を外してシンプルに飾るのが今の気分。仕事中も、度々眺めては癒されています。


夫の選んだアートが、思わぬお気に入りに


1作品目のアートを購入をしたものの、レンタルは継続することに。他にもどんなアートが届くのか、見てみたいと思ったんです。


湧水 / 浅野 しょうこ


2作品目に選んだのは、 浅野 しょうこさんの「湧水」。このアートを選んだ時は、ちょうど長男が大学受験の頃だったので、気分が上がるような、明るい未来を感じさせてくれるような、カラフルな作品を選びました。


Lonely bullfight cow / サトウ マキ


3作品目は、サトウ マキさんの「Lonely bullfight cow」。色合いが綺麗だったのと、牛さんが可愛いなと思ってセレクト。届いたあとは、じっくり眺めて何が描かれているのかを想像していたのですが、見れば見るほど色々なものが見えてくる不思議な絵でした。


Break Time / YUKO KIMOTO


これまで、ほとんどの作品を私が選んでいるのですが、唯一の夫セレクトがこちら。YUKO KIMOTOさんの「Break Time」です。 


普段はカラフルな作品を選びがちな私ですが、この作品は届いてみてすごくお気に入りになりました。


描き込みの細かさに感動して、「こんなに素晴らしい作品が、今、私の元にだけあるんだな」という原画ならではの特別感に浸りました。


よくよく観てみれば、骸骨が女の子のように見えたり、ティーカップや靴、木の実の中にも色々なものが混ざっているのを発見して、色々欲しがりな自分と思わず重ね合わせてしまったんです。


気づけば、選んだ本人である夫よりも私の方が絵を眺めていた気がします(笑)。


棚の上なら、壁に穴を開けなくてもOK


私自身の選び方のルールをあげるとすれば、あまり具体的すぎるアートは選ばないこと。


アートをインテリアの一部として飾ることが多いので、THE 花、THE 動物のような作品よりも、少し抽象的な表現だったり、デザインされているような作品を選ぶことが多いです。


composition(garden) / 松浦 麻美子


前回レンタルしていた松浦 麻美子さんの「composition(garden) 」。この作品もすごくお気に入りでした。


色合いがすごく素敵で、抽象画なのですが、何となく植物のようにも見えますよね。なので、左右に似たような色の植物を飾って、空間に統一感を出してみました。


飾る場所は、リビングの棚の上が定番。というのも、まだ引っ越してきてそれほど経っていないので、壁には穴を開けないようにしているんです。


どこのお家もそうだと思うのですが「自由に飾れる壁」って限られているので、棚などに置いて飾るのはすごくオススメ。Casieでは、ライトプランのような小さめのサイズも選べるのも助かっています。


原画で感じる「特別な気分」


アートを飾り始めてから、私が強く感じたのは「原画のパワー」。


原画の凹凸や質感にトキメキを感じたり、アーティストさんが一生懸命描いたことを想像したりしながら、日々アートを楽しんでいます。


先日届いたばかりの「ボタニカル・オレンジカラー / 冬乃 太陽」は、初めて壁掛けで飾ってみました。木の壁であればピンを挿すのも気になりませんね。


私の場合は、コロナ禍になり在宅勤務が増えたことによって、通勤時間がなくなり、少しだけ心と時間に「余裕」ができたんです。なので、アートを飾ったり、インテリアにこだわってみたり。自分の好きなことにも手をかけられるようになったのかなと思います。


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お家にいる時間が長くなった今。せっかくなら、気分良く暮らしたいですよね。


そんな時、そばにあるのが原画だと嬉しい。自分のために描いてくれた、という訳ではないけれど、うちにいる間は、“私だけのもの”。そんな「特別な気分」にさせてくれるのが原画のよさだと思うんです。



素敵な「アートのある暮らし」を教えてくださりありがとうございます!

ジュンコさん、ご協力ありがとうございました!