アートは生活必需品ではないけれど、アートと暮らす人だけが知っている、特別な「発見」や「楽しみ」があるはず。この記事では、「Casieのある暮らし」のさまざまなカタチを紹介します。
今回お話を伺うのは、東京にお住まいの曲木(まがき)さん。昨年お仕事をリタイアされて、時間に余裕ができたという曲木さんに、アートとの暮らしについてお伺いしました。
白い壁が寂しくなって、絵を飾ろうと思った
3年前に家を建て替えて、落ち着いてきた頃に、うーん、この白くて広い壁はなんだか寂しいな、絵を飾りたいなと思ったんです。絵を飾るにはどうすればいいのか、家の施工をお願いした工務店に相談をしました。釘を打ってもらおうと思ったんですよね。そうしたら、「ピクチャーレールがいいですよ」って教えてくださったんです。
早速ピクチャーレールを設置したのですが、いざ絵を飾ろうとすると、肝心な絵をどこでどう買えばいいか全然わからなかったんです。画廊って言ったら敷居が高いし、ふらっと入れないなぁと。
そこで「絵 買う」でインターネットで検索したら、Casieがヒットしたんです。絵を借りるなんてことは、自分にはない発想だったので、なるほどなと思いました。そこでWebサイトに入っていって、アート診断を受けて……月々3,300円は高いのかな? 安いのかな? とよくわからないけれども、とりあえず取り組んでみようと思ったんです。そこからCasieをスタートしました。
おまかせで初めて届いた絵がドンピシャ
1枚目の絵はアート診断を元にコンシェルジュのえみこさんが選んで届けてくださいました。どんな絵が届くか、全くのおまかせだったのでワクワクしながら開封したら、その絵がその時の自分の気持ちにドンピシャだったんです。
コロナ禍がいくらか落ち着いた頃に、もうそろそろ出かけたい!と思い旅行を予定した直後にやって来た絵でした。「どうして自分の今の気持ちがわかったんだろう!」と思うくらい嬉しかったです。コンシェルジュのえみこさんから、どうでしたか? と電話がかかってきて、とても気に入ったので2〜3ヶ月楽しんでから交換したいと伝えました。
2枚目、3枚目の絵はコンシェルジュの後押しで決定
そろそろ交換したいと思っていた頃に、コンシェルジュのえみこさんから、交換はいかがですか? と電話がかかってきました。いいな、と思う作品を選んでみたものの、どうも決めきれなくて……。そこでまずLINEで家の部屋の写真を送ったら、「今選んでいる作品がお部屋に合うと思いますよ」と伝えてくださったんです。それで背中を押されたような気になって2枚目の作品は自分で決めて注文することができました。
3枚目の絵も、コンシェルジュのえみこさんと電話で相談して決めました。実際に届いてみて、エネルギーを感じるというか、絵に力があるな、壁にパワースポットがあるな、と感じます。あまりはっきりものを言わないタイプの夫に感想を聞いたら「あんまり好きじゃない」と言われたのでびっくりしてしまったのですが、私はもうしばらく付き合っていくのにはいい絵なんじゃないかなと思っています。
いつか実物を見て、運命の一枚を購入したい
Casieで絵を借りて飾る体験は、私にとって面白いこと。これからは季節ごとに絵を借りて、いろいろな絵と出会うのが楽しみです。絵はモノではありますが、それぞれに力が有り心が有るのではないでしょうか。せっかく出会えたのだから、その出会いを大切に楽しみながら過ごしていきたいです。
パソコンの小さな画面ではなく、いつか実際に絵が並んでいるところから選んでもみたいですね。機会があればCasieのギャラリーにお邪魔したり、オークションに参加したり、してみたいですね。そこで「これが好き」「これを自分のものにしたい」思う運命の一枚に出会ったら、購入もしてみたいです。