皆さまこんにちは、Casie編集部です。
今週もたくさんの素敵な作品と出会うことができました!
今回はそんな新しいアーティストの中から、mikagyotaさんにインタビューをさせていただきました。作品の魅力がたっぷり詰まった記事となっております😊是非最後までお楽しみくださいませ。
mikagyota
長野県出身のアーティスト。「植物の魅力を伝えていくこと」をテーマに作品を制作する。葉脈まで細く描き込まれた、瑞々しく、写実的な描写が印象的。まるでその場に花が生けられているかのような、華やかで繊細な空気を纏う。自然を愛するすべての人におすすめしたい1枚。
instagram:@mikagyota
Casieにてレンタル可能な作品
Peony
サイズ: H22.5cm × W27.5cm
使用画材:画用紙 / 水彩
花屋さんでも人気の芍薬を描いたものです。
何枚もの薄い花弁が折り重なった様子は繊細さもありますが、どことなく力強さも感じられる花です。絵を見た時にも、様々なシーンであなたを温かく包み、また励ましてくれる絵になればと描いたものです。
Jasmine
サイズ:H22.5cm × W27.8cm
使用画材:画用紙 / 水彩
春も深く新緑の時期になると咲くハゴロモジャスミン。
ガーデナーにも人気の品種なのでご存じの方も多いのではないでしょうか。風が吹けば甘い香りが辺りに漂います。手にした方の暮らしにも温かいな風が感じられますように。
mikagyotaさんにインタビューしてみました
──元々、お花屋さんに勤めていたとのことですが、絵を描こうと決心されたのは、どういったことがきっかけとなったのでしょうか。
花屋の経験を通じて、植物の魅力を伝えていくことが私の人生のテーマになりました。
植物を通じて、季節を知りながら豊かな暮らしを送れますようにと考えたのは2020年。この年は分け隔て無く、沢山の方が今までの暮らしの歩みを止めることになりました。
その時、私も改めて日々の暮らしを見つめ直したいと思ったのです。その時私にできること、考え尽くして導き出したのが今の仕事です。
取り扱いは本物の植物ではなくなってしまったのですが、本物の花を触っていた時と変わらず、その魅力を、そして見る方の心に響く作品を作り出していきたいと考えています。
──mikaさんが描かれる花々は、どれも瑞々しく、まるで絵から香りが漂ってくるような、生き生きとした描写が魅力的ですね。普段水彩絵具で制作されているとのことですが、何かこだわりがあるのでしょうか。
画材は特別なものは使っていないんです。
ひとつひとつは簡単に手に入るものばかりです。でもその限られた画材の中だからこそ、色を作ること、どんな風に描こうかなど楽しみながら取り組めるのかなと思っています。
──作品のサイト写真では伝えきれない、実際に飾った時のアピールポイントを教えてください!
植物って人の心に寄り添うように、時には存在が生活に溶け込んでしまうほど静かに。また、こちらが見つめると華やかに輝いたり、とても不思議な力を持っていると思うんです。
私の植物は絵だけれど、その本物の植物のように気持ちに寄り添いますようにと作品作りをしています。サイズも絵柄も派手ではないですが、手にする方の生活に溶け込むような作品です。
──普段制作される上で、お気に入りの制作スペースや、ルーティンなどはありますか。
作業場は無く、自宅のリビングで制作しています。自宅の照明が明るくないので…お天気の良い日に筆が進みます。窓辺の自然光で色のチェックをすることが多いです。
──最後に、作品のテーマについて教えてください。
植物に触れて心が緩んだり、気持ちが暖かくなる瞬間は誰もが感じたことがあるでしょう。
植物を手に取るように、その不思議な魅力が伝わりますようにと作品づくりをしています。
花屋時代には、フローリストとして沢山の植物達と向き合ってきました。
花の質感、香り、趣…それらを思い出しながら、どんな姿が魅力的だろうかといつも筆を取っています。
部屋に飾る花のように、飾る方の暮らしに寄り添いますように。
──インタビューにご協力いただきありがとうございました。
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他にも素敵な作品まだまだございますのでぜひあなたの好きな作品も探してみてくださいね😊