「キャプション」からアートを楽しむ｜ELEMENTI ART

アーティストがその作品に込めた想いや制作背景を知ることで、アートを一層深く知り、作品に向き合うことができるかもしれません。

今回はELEMENTI ARTさんの作品を一緒に読み解いてみましょう。

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ELEMENTI ART

武蔵野美術大学大学院卒。

在学中にスウェーデン、フィンランドやデンマークを訪問。北欧の様々なクラフトの色や素材、美しい街並み、自然に大きな影響を受ける。その後、企業のクリエイティブ部門にて主に欧米向けのデザインや企画、数多くの海外訪問を長年経験、そこでアートに触れる機会も多くあった。クラフトやデザインを含めそれらの経験が現在の礎になっている。

現在、『ELEMENTI ART』の作家名で活動中。

作品コンセプト

自然をテーマに水平線や地平線をベースに刻々と変化する情景を描いた『LANDSCAPE』と花々や植物を描いた『BOTANICAL』シリーズを柱にしています。

技法的には、アクリル絵具を使ったオリジナル手法で、特に色の組み合わせや

グラデーション、質感を大切に描いています。

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LANDSCAPE RIVER1 kushibiki

W550×H730［mm］

アクリル絵具

https://casie.jp/artlist/CB00355

▼アーティストより

澄み切った川の流れをイメージして描きました。せせらぎは太陽の光や植物、岩、泡立ちによって様々な色や形が変化します。それを眺めていると心がやすらぎます。そのような流れの一瞬を切り取った作品です。日本の伝統的な左官技法でもある櫛引（くしびき）という技法を参考に取り入れています。水の流れの勢いや白い泡立ちを表現しました。川の流れの清涼感や水の音を感じていただけましたら幸いです。

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LOVELY FLOWER 1

W527×H413［mm］

アクリル絵具

https://casie.jp/artlist/RB04514

▼アーティストより

この作品は葉の生命力を感じる勢いと可憐な花を対比させた構図で描いています。葉は勢いを表現するためにシンプルに抽象化して描きました。対して花は緻密に描き可憐さを表現しています、植物の持つフレッシュな生命力をお感じいただけましたら幸いです。

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BOTANICAL.55

W292×H383［mm］

アクリル絵具

https://casie.jp/artlist/RB00066

▼アーティストより

私は花々も好きですが葉も大好きです。観葉植物には多くの魅力的な葉がありますが、それらを見ていると心がやすらぎます。この絵はそのような葉の色や形をを中心にアレンジした花を描いています。花は濃いブルーを使い絵を引き締め、画面からはみ出るような構図は生命力に溢れた植物の勢いを表現しています。花瓶は透明感と奥行き感を出すために櫛引という手法を参考にしています。新鮮な緑の葉で爽やかな雰囲気をイメージしました。

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BOTANICAL30

W730×H550［mm］

アクリル絵具

https://casie.jp/artlist/CB00033

▼アーティストより

色々な花を育てて観察したり公園の花々を見るのが好きです。花をリアルに描くのではなく美しさや生命力を自分なりにアレンジして描いています。花びらシリーズのこの作品はイエローカラーで描いた花びらです。黄色系は人を元気にし希望や楽しさを感じる色と言われています。花びらの大らかで優雅な表現と緻密な花弁の対比やイエローと花弁のブルーでコントラストをつけています。特に花びらの調子は手の動きを感じない自然なタッチにこだわり、オリジナル技法で描いています。額縁はシンプルな形状のホワイトで花の色が際立つようにセットしています。明るい雰囲気のインテリア空間を演出する作品をイメージしています。

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LAVENDER FIELD / ラベンダーフィールド

W730×H550［mm］

アクリル絵具

https://casie.jp/artlist/CB00140

▼アーティストより

爽やかな朝の大丘陵に広がるラベンダーフィールドを描いた作品です。全体的に詩的な雰囲気を感じるようなペールトーンカラーで統一しています。また手前からオリーブグリーンの草原、遠くに広がるラベンダーフィールドで広大さを表現しました。白い柵をアクセントにゲートの色も招かれるようなピンクのツルバナを描いています。色のグラデーション、質感にこだわりラベンダーを細かく描きこんだ作品です。

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◎ ELEMENTI ARTさんのアーティストページはこちら

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