レンタル報酬、何に使ってる?|アーティストへ赤裸々Q&A

こんにちは。Casie編集部です。

今回は、気になる「レンタル報酬の使い道」についてアーティストさんへ一斉アンケート!


結果は・・・




画材や額縁、展覧会の出展費用など、次回の制作や作品発表に関する使いみちが大半を占めました。

なかには「報酬で買った画材で、またCasieに出品する作品を描く」という嬉しい回答も。

レンタルをすることで、新たな作品が生まれるお手伝いができていると考えたらなんだかうれしくなりますね。

その他にも、気になる回答がたくさんあったので、その一部をご紹介します!



Casieのアーティスト還元のしくみ

レンタル料金の一部を「レンタル報酬」としてアーティストさんにお支払いすることは、Casieが創業当初からずっと大切にしている仕組み。単にアートを飾るだけではなく、アートを飾ることでアーティストを応援できることが、Casieを利用していただくひとつの「意味」だと考えています。



アーティストVoice


KOJI YOKOSHIMA

使い道① 妻へのサプライズ


現在51歳。費用対効果も考えず、絵を描き続けてきた私に「働け」ではなく「絵を描いて」と言ってくれる妻。

私のいちばんのファンであり、マネージャーのような、とても大切な存在です。Casieさんと出会い、はじめて画業で定期的な収入を得られるようになった今、はじめての報酬は、いつも応援してくれる妻へのサプライズプレゼントに使いたいと考えています。



Rmoo

使い道② 画材代、保護団体への寄付


元々動物が大好きで、自宅でも元野良の犬や猫(写真は自宅で飼っている猫)を飼っています。ただ、全ての動物を救うような力がないのが現実。動物の絵を描きながら、少しずつですが保護犬、保護猫などの団体に寄付をしていけたらと思っています。あとは、次回作を描くための画材(チャコールペンシルなど)に使わせていただく予定です。



室伏 志保

使い道③ 他の作家さんの応援


普段から他の作家さんの作品でピンと来たものがあったら、躊躇せず買う自分でありたいと考えています。作品を買うことって応援の気持ちそのもの。自分がそうして欲しいんだったら、そうしようと思っています。以前、大好きな作家さんの作品を購入したとき、最後に壁から外して梱包をするとき、その作家さんが作品にハグしたんです。そのとき「買う」のではなく「譲ってもらう」のだなと思って。しぐさ全てがその人の作品だと感じたんです。これは何にも代え難い経験でしたね。微力ですが、アートに対してお金を使うことが当たり前になる世の中になることを願っています。



ユーザーボイス


土井さま

”意味のあるお金”を使いたい

アートを一緒に楽しむ3歳の息子さん


私の亡き祖父が、とある若手画家(後に有名画家になる)の支援をさせていただいていました。そんな祖父の話を聞いていたからか、私自身も頑張っている人を応援したいという欲求が強かったんです。じゃあ、どういうふうに応援したらいいんだろう?と考えたとき、寄付やクラウドファンディングなど色々な方法がありましたが、私自身、この人だけを応援したい!という作家さんにはまだ出会えていなくて。そんな中、出会ったのがCasieさん。アーティスト1人だけを応援するのではなく、全体的なボトムアップを図ろうとする取り組みに、すごく共感したんです。アーティストとの出会いを創出してくれながら、頑張るアーティストの皆さんに対価を届けていただけるのはすごくありがたい仕組みだなって。つい無駄なお金を使ってしまうこともあるけれど、せっかく稼いだお金なので、できるだけ意味のあることに使いですよね。その1つとしてCasieのサービスを使っているんだと思います。



※この記事はFUMUFUMU Vol.16から抜粋しています。


FUMUFUMUとは・・・

Casieのユーザーさま限定で、不定期でお届けしている「アートマガジン」。アートを楽しく学べる特集やインタビュー、おすすめ作品など、届くたび "アートをもっと好きになる" 企画が満載の冊子です。