レギュラープラン
アーティスト詳細
「ノーテーマ」であることがテーマ
兵庫県出身、沖縄県在住のアーティスト。武蔵野美術学園油画科修了。千葉大学工学部デザイン工学科卒業。明石工業高等専門学校機械工学科卒業。
- 絵を描くようになったきっかけは?
自分の場合、何歳でどの出来事という特別なきっかけはありませんでした。でも中学生ぐらいの頃から「モノづくりを通して自分を表現したい。それも自分の思いやこだわりを活かして...」という希望はなんとなくありました。
- 作品のテーマにしている事は?
重層性、唯一性など絵画が持つ物理的な特性を最大限に活用することです。
イデオロギーや、政治、社会状況に直結したり、ロジ...
「ノーテーマ」であることがテーマ
兵庫県出身、沖縄県在住のアーティスト。武蔵野美術学園油画科修了。千葉大学工学部デザイン工学科卒業。明石工業高等専門学校機械工学科卒業。
- 絵を描くようになったきっかけは?
自分の場合、何歳でどの出来事という特別なきっかけはありませんでした。でも中学生ぐらいの頃から「モノづくりを通して自分を表現したい。それも自分の思いやこだわりを活かして...」という希望はなんとなくありました。
- 作品のテーマにしている事は?
重層性、唯一性など絵画が持つ物理的な特性を最大限に活用することです。
イデオロギーや、政治、社会状況に直結したり、ロジックの説明みたいな作品は作りたくないと思っています。
そういう意味では「ノーテーマ」で、「ただの絵画であること」が、自分のテーマ。
絵画でしかできないことを自分のやり方で探究しています。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
シンプルに素直に「絵画を作り続ける生き方」を全うしたいです。またそういう私の生き方が、家族や他者を搾取することなく自律的に持続可能であることも大事だと思っています。
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作品説明
シリーズタイトルは沖縄の方言「チルダイ(沈滞)」を用いた作者造語です。
重なり合うアクリル絵具のレイヤー(層)の中にしか存在しない花を表現しています。
”花の絵”。
植物をモチーフにした作品は、制作活動当初から時々制作していて、技術的に可能であることは確認できていましたが、私はこの超定番モチーフに対する、自分なりのまとまったモチベーションを持てずにいました。そんな思いでいた2006年の春頃、在住地沖縄の地元新聞を読んでいたら記事文中に「チルダイ(停滞)している。」という言葉を見つけました。聞けば「物事が滞っているような状態」を表す沖縄の方言とか。
「チルダイ」の意味がわか...
シリーズタイトルは沖縄の方言「チルダイ(沈滞)」を用いた作者造語です。
重なり合うアクリル絵具のレイヤー(層)の中にしか存在しない花を表現しています。
”花の絵”。
植物をモチーフにした作品は、制作活動当初から時々制作していて、技術的に可能であることは確認できていましたが、私はこの超定番モチーフに対する、自分なりのまとまったモチベーションを持てずにいました。そんな思いでいた2006年の春頃、在住地沖縄の地元新聞を読んでいたら記事文中に「チルダイ(停滞)している。」という言葉を見つけました。聞けば「物事が滞っているような状態」を表す沖縄の方言とか。
「チルダイ」の意味がわかった途端、瞬間接着剤でくっつけたように 「チルダイ+花=チルダイバナ(沈滞花)」というタイトルがパ ッと浮かび、「これで花の絵を造れる。」と思いました。
物事の滞るようなネガティブな状態から、何か美しいポジティブなものを見つけていくようなイメージとも言えますし、私は発掘作業のように、積層したアクリル絵具の分厚いレイヤー群の中に沈んでいるかたちや色を削り出しながら画面を見い出していくので、二重の意味合いでしっくりきました。
時は流れて2024年暮れ、不定期展開してきたシリーズ21作目として久しぶりに制作した1点がこの作品です。
アクリル絵具の積層と研削で絵面を生成させる手法は、非対象フリー絵画「Layers of Color」シリーズとも共通です。1999年以降に制作された藤本の絵画作品は全て同じ手法で制作されているため、どの作品もマチエールや発色の感じは一貫しています。
制作の流れとしては、日本画の大下図のような原寸大の線画を、トレーシングペーパーに作成します。同時に、並行して塗り重ねる色のレイヤー構成もプランニングしていきます。線的にも色面的にもプランがある程度決まったら、トレーシングペーパー上の線画をキャンバス上に転写し本画面の制作に入ります。本画面には下塗りによるプレパレーションを施してから、筆の種類を使い分けていろんなタッチで積層します。部分・全面ベタ合わせて20層以上、描写としての塗りを重ねます。そして、水差しで画面に水をかけながら耐水サンドペーパーでの研削を完成画面が見つかるまで繰り返していきます。
私は絵画の特性の一つ「重層的なマジック」を最大限に活用しながら、支持体上に絵具によってしか存在し得ない光景を探究している画家です。1999年に私の欲求に沿った手法を見つけました。以来自分のやり方でペインティングの可能性を追求しています。
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詳細情報
- 作品サイズ
- H274×W274×D22[mm]
- 支持体
- キャンバス
- 使用画材
- アクリル絵具
- 技法
- アクリル画
関連するキーワード
-
レンタル期間最低1か月
-
初回お届け時の送料無料
-
レンタル料金に補償料込み
-
ピン類同梱ですぐに飾れる
プランについて
作品サイズに応じて3つのプランをご用意しています。


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1ヶ月単位からのご契約となり、2ヶ月目以降は自動更新となります。
交換・解約はマイページから申請をお願い致します。
配送料はかかりますか?
初回は無料でお届けします。
2ヶ月目以降は交換される場合のみ交換利用料が申請時に課金されます。(すべて税込)
ライト:880円
レギュラー:1,650円
プレミアム:2,750円
絵の購入は可能ですか?
もちろんです。カスタマーサポートにお問い合わせ頂ければ、販売金額をお伝えさせていただきます。ご新規のお客様でも購入可能です。
レンタル中に絵画を破損・汚損させたら、弁償が必要ですか?
いいえ。
お客様のお手元で作品の破損や汚損があった場合でも、一切お客様に弁済を求めるようなことはしません。
レンタルできるすべての作品に、あらかじめ絵画保険が適用されています。
交換タイミングはいつですか?
作品が到着してから最短で30日後に交換可能です。
前もって交換の予約もできます。交換タイミングはマイページでご確認いただけます。
お客様の多くは季節の変わり目で3ヶ月単位で交換されています。
作品はどのように届きますか?
緩衝材で梱包し専用の箱にお入れして、宅配便でお届けします。
返送時にもご利用いただきますので、お手数ですが、緩衝材や専用の箱は捨てずに保管をお願い致します。
解約したい時はどうしたらいいですか?
マイページ→プランの停止からご自身でお手続きをお願い致します。
プラン停止を受け付けた月で解約可能です。
契約は1ヶ月単位ですので、その月までのご利用料金は発生します。
レンタル中の作品については、契約満了日から1週間以内にご返送お願い致します。
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