Layers of Color 1910

藤本 英明

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アーティスト詳細

「ノーテーマ」であることがテーマ

兵庫県出身、沖縄県在住のアーティスト。武蔵野美術学園油画科修了。千葉大学工学部デザイン工学科卒業。明石工業高等専門学校機械工学科卒業。

- 絵を描くようになったきっかけは?
自分の場合、何歳の、どの出来事というような特別なきっかけはないのですが、中学生ぐらいの頃から「モノづくりを通して自分を表現したい。それも自分の思いやこだわりを活かして...」という希望がなんとなくありました。

- 作品のテーマにしている事は?
重層的、唯一性、など絵画が持っている物理的な特性を最大限に活用することです。
イデオロギーや、政治、社会の状況に直結し...

「ノーテーマ」であることがテーマ

兵庫県出身、沖縄県在住のアーティスト。武蔵野美術学園油画科修了。千葉大学工学部デザイン工学科卒業。明石工業高等専門学校機械工学科卒業。

- 絵を描くようになったきっかけは?
自分の場合、何歳の、どの出来事というような特別なきっかけはないのですが、中学生ぐらいの頃から「モノづくりを通して自分を表現したい。それも自分の思いやこだわりを活かして...」という希望がなんとなくありました。

- 作品のテーマにしている事は?
重層的、唯一性、など絵画が持っている物理的な特性を最大限に活用することです。
イデオロギーや、政治、社会の状況に直結したり、他の表現ジャンルを説明するような作品は作りたくないと思っています。
そういう意味では「ノーテーマ」で、「ただの絵画であること」が、自分のテーマ。
絵画でしかできないことを自分のやり方で探究しています。

- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
シンプルに素直に「絵画を作り続ける生き方」を全うしたいです。そして、その生き方が、そばにいる家族、他者から搾取せずに自立していることが大事だと思っています。その生き方から生まれた作品が結果的に他者に共感してもらえるものであれば嬉しいです。

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作品説明

2015年から始めた「Layers of Color」シリーズは、具象的なモチーフの構造から解放された、純粋視覚現象のような絵画を追求しています。本作は2019年の10作目、シリーズ全体で45作目にあたります。

この「1910」ならではの特徴は、2つあります。

・白から黒までの無彩色スケール内での色使い。(アクセントとして一部レイヤーに、ブルーとシルバーが入っています。)

・削り作業が、サイコロという偶然で決定されていること。(画面を縦横16分割して、サイコロによって削る区画を決めて、そのプロセスを繰り返す。充分な画面ができたところで終了。本作では、完成までに合計18回...

2015年から始めた「Layers of Color」シリーズは、具象的なモチーフの構造から解放された、純粋視覚現象のような絵画を追求しています。本作は2019年の10作目、シリーズ全体で45作目にあたります。

この「1910」ならではの特徴は、2つあります。

・白から黒までの無彩色スケール内での色使い。(アクセントとして一部レイヤーに、ブルーとシルバーが入っています。)

・削り作業が、サイコロという偶然で決定されていること。(画面を縦横16分割して、サイコロによって削る区画を決めて、そのプロセスを繰り返す。充分な画面ができたところで終了。本作では、完成までに合計18回サイコロを振りました。)

偶然性の導入というのは、ダダイズムやジョン・ケージなど20世紀の芸術ムーブメントの中で提唱、実践されてきたことです。しかし、「不確定性を積極的にアートに、ひいては人生に活用すること」は、前世紀の一過性ブームではなく、21世紀、2020年代の現在においても重要なことの一つであることを、藤本は自分のメソッドを通じて絵画制作に実践しています。

このような経緯から、本作「1910」はシリーズの特性を端的に語る1点でもあります。ホワイトをベースに、メタリック色とオーガニック色が絡み合って、アンフォルメルな現象を提示しています。

キャンバスは表裏両面に入念な地塗りによるプレパレーションの後、画面側に部分、ベタ合わせて20層以上の描写としての塗りを重ねます。そして、水をかけながら耐水サンドペーパーで研削しながら画面を造っていきます。
仮板の上で制作し、完成後は清掃して乾燥させてから木枠に張るので、制作上、衛生上にも支障ないです。

絵画の特性の一つ、「重層的なマジック」を活かしきること。
支持体上に絵具によってしか存在し得ない光景。
物理的な結晶としての絵画。

制作を志した頃からの、私の欲求に沿ったやり方を1999年に見つけました。
以来、「アクリル絵具の積層と研削」という一貫した技法・マチエールでペインティングの可能性を追求しています。

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詳細情報

作品サイズ
H654×W805×D30[mm]
支持体
キャンバス
使用画材
アクリル絵具
技法
アクリル画

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  • レンタル期間最低1か月
  • 初回お届け時の送料無料
  • レンタル料金に補償料込み
  • ピン類同梱ですぐに飾れる
よくある質問

プランについて

作品サイズに応じて3つのプランをご用意しています。

ライト
月額
¥2,200
サイズ
2号 (24×19cm)
交換利用料
¥880 /回
レギュラー
月額
¥3,300
サイズ
8号 (41×32cm)
交換利用料
¥1,650 /回
プレミアム
月額
¥5,830
サイズ
12号 (50×60cm)
交換利用料
¥2,750 /回
※ サイズは目安のため作品によって差があります。
ご利用の流れ

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1ヶ月単位からのご契約となり、2ヶ月目以降は自動更新となります。
交換・解約はマイページから申請をお願い致します。

配送料はかかりますか?

初回は無料でお届けします。
2ヶ月目以降は交換される場合のみ交換利用料が申請時に課金されます。(すべて税込)
ライト:880円
レギュラー:1,650円
プレミアム:2,750円

絵の購入は可能ですか?

もちろんです。カスタマーサポートにお問い合わせ頂ければ、販売金額をお伝えさせていただきます。ご新規のお客様でも購入可能です。

レンタル中に絵画を破損・汚損させたら、弁償が必要ですか?

いいえ。
お客様のお手元で作品の破損や汚損があった場合でも、一切お客様に弁済を求めるようなことはしません。
レンタルできるすべての作品に、あらかじめ絵画保険が適用されています。

交換タイミングはいつですか?

作品が到着してから最短で30日後に交換可能です。
前もって交換の予約もできます。交換タイミングはマイページでご確認いただけます。
お客様の多くは季節の変わり目で3ヶ月単位で交換されています。

作品はどのように届きますか?

緩衝材で梱包し専用の箱にお入れして、宅配便でお届けします。
返送時にもご利用いただきますので、お手数ですが、緩衝材や専用の箱は捨てずに保管をお願い致します。

解約したい時はどうしたらいいですか?

マイページ→プランの停止からご自身でお手続きをお願い致します。
プラン停止を受け付けた月で解約可能です。
契約は1ヶ月単位ですので、その月までのご利用料金は発生します。
レンタル中の作品については、契約満了日から1週間以内にご返送お願い致します。

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