春宵

島根県出身、神奈川県在住。
横浜国立大学教育学部美術科卒業。

個展
2015　Oギャラリー（銀座）
2017　OギャラリーUP・S（銀座）
2022　OギャラリーUP・S（銀座）　他

グループ展
2018　「CHU CHU SHOW 2018 第2回中和・抽象・若手選抜展」（中和ギャラリー,銀座）
2019　「銀座京橋あおぞらDE アート」（東京スクエアガーデン,京橋）　他

公募展・海外出品
2010　「ビエンナーレうしく2010」入選　（茨城）
2011　「サロン・ドートンヌ 2011」入選　(シャンゼリゼ大通り特設会場/パリ）
2019　「アートオリンピア2019」佳作　（東京都美術館,上野）　他

その他
2021　駐日インドネシア共和国大使館主催「Indonesia-Japan Batik Design Contest」大賞

- 絵を描くようになったきっかけは?
物心ついた頃から絵を描くのは好きでした。家に父が描いた作品がいつも飾られていたことも大きく影響していると思います。
子どもの頃からお絵描きの時間だけはとても楽しく、飽きませんでした。また、父が通う画塾（日本画）にもよく付いて行っていたので創作活動というものがずっと身近な存在だったと思います。中学、高校とも美術部で大学は教育学部の美術科に進学しましたが、節目節目で応援してくださる方や褒めてくださる方、強く憧れる先輩や友人達に出会えたことも創作意欲が増す大きな要因だったように思います。

- 作品のテーマにしている事は?
制作という行為を通して、見えない世界とも深く繋がりたいと考えています。私たちの内や外に共に在るもの、その声、息遣いを画面上に解放するような気持ちで制作することが多いです。また、『美』は計算や意図を超えたところに生まれるものとの想いがあります。自分の意図にとらわれず、力を抜いて心を静かにして画面に向かうように心掛けています。

- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
制作という行為を通して、今見えている世界を捉え直せる作家になりたいです。また、地元島根でも個展を開いてみたいですし、病院やカフェでの作品展示もしてみたいです。当面は、描き込んでも紙の美しさが感じられる作品を制作していきたいと考えています。