Casieカジュアルアートオークション2022を開催しました!

こんにちは、Casie編集部です。

2022年7月30日に、Casieカジュアルアートオークションを開催しました!

その様子をレポートします。


Casieは、京都・四条の京都信用金庫本店 3Fホールにて、3回目のリアル開催となる「Casieカジュアルアートオークション」を開催しました。Casieの登録アーティストたちの作品が20点出品されました。


Casieカジュアルアートオークションとは?

Casieカジュアルアートオークションとは、その名の通り一般のオークションよりもグッとカジュアルで身近なオークション。普通のオークションとは違うところがいくつかあります。


当日アーティスト自身が作品をプレゼン

オークション会場には、作者のアーティスト自身が足を運び、自分の作品を来場者たちへプレゼンテーションします。下見会でもアーティストが作品の横に立ち、制作への思いを聞くことができます。


全ての作品が5,000円からスタート

カジュアルなオークションとして、手の出しやすい5,000円から全ての作品の入札がスタートします。一度も絵を買ったことがないような人にもチャンスが!


落札価格は100%アーティストへ還元

Casieが取引手数料を取ることはなく、落札価格の100%がアーティストに還元されるのがこのオークションの特徴。Casieからアーティストへの感謝祭としてのイベントという側面もあります。このお金がアーティストの次の創作の糧になると思えば、同じお金も少しあたたかいものに感じられるのではないでしょうか。



まずは下見会からスタート

オークション本番の前には、直近で作品を見ることができる下見会があります。



Casieの下見会では、作品の横に立つアーティストから実際に作品に込めた想いや制作の背景を聞けるのが特徴です。作品を目の前にして理解を深められるのは貴重な体験。「下見会で実際にアーティスト自身の言葉で説明を聞いてぐっと心が動いた」という来場者の方もいらっしゃいました。この下見会でオークションで、元々は予定になかった作品に入札することを心に決めたという方も。


オークションがスタート


1時間の下見会が終わり、いよいよオークション本番の開始です。



トップバッターはKayo Nomuraさんの《Sound of Silence 1 世界は瞬時に移ろいゆく。だからこそ、口を閉じて。目を見開いて。



「それでは5,000円からスタートです!」の声と共に、パドル(入札の意思を示す番号の書かれた札)が上がりました。



こちらは、下見会の時にKayoさんのお話を熱心に聞かれていた方が、4万円で落札されました!


続いて印象的だったのは、mishaさんの《Twilight hour》。



こちらの作品は、かわいい2歳による、この日の最年少落札でした!



また、この日どうしても会場に来れず、Vtuberスタイルでプレゼンテーションしたazaleaさんも注目の的になりました。



そして、最高額の落札価格となったのは、渡邉 泰成さんの《再興》。



東京藝術大学大学院 先端芸術表現科で学んでいる渡邉さんは、現在もアーティスト活動を続けているものの、このスタイルでの制作で最後の作品だという《再興》。

下見会の際にも人だかりができ、人気のうかがえた作品です。


入札がスタートするとたくさんのパドルが上がり、競り合い、10万円を超えると会場から「おおっ」という声が。最終的にはこの日の最高額、12万円で落札されました!

「このお金を次の制作に生かします」と渡邉さんは話します。


全20作品のオークションが終了し、アーティストとの交流会へと移り、この日はお開きに。

作品とアーティストと一緒に写真を撮る落札者の方が多くみられました。



オークション全体を通して振り返ると、最終的な落札率はなんと100%!

来場者の皆様に楽しんでいただけた様子で盛況に終わり、スタッフのCasieメンバーもほっとしています。


それでは、またCasieのカジュアルアートオークションでお会いできる日を楽しみにしています!