〜日本のアートを世界に拡張する挑戦が評価される〜
このたび、株式会社Casieが展開するグローバルアートギャラリー「KAG」が、京都市主催の「IMPACT FLOW KYOTO 2024-2025」にて、助成金の採択を受けました。本プロジェクトは、地域から世界に向けて社会課題を解決するスタートアップを発掘・支援することを目的とし、多くの厳しい審査を経て2025年2月4日に最終選考が行われました。ファイナルピッチでは、KAGが展開する「京都発、アジアを代表するグローバルアートギャラリーへ」というビジョンが高く評価され、未来への期待が込められた採択決定となりました。
私たちの挑戦は、これまで約36カ国にわたる海外への流通実績を築き上げたことに加え、アーティストが持つ価値をより広く深く世界へ伝える新しいモデルを構築するものです。京都市をはじめとする審査員からは、「KAGの取り組みは、単なる商業的成功にとどまらず、地域の文化資産を世界市場で輝かせる一助となる」との声をいただき、国内外における社会的意義が強く認められました。
世界市場で飛躍する「KAG」の挑戦
世界のアート市場は約9兆円規模といわれる一大産業ですが、その中で日本の市場規模は世界全体の1%程度が現状です。この市場構造を変えたいという思いからスタートしたKAGは、現在、インターネットを通じて世界中に作品を届けています。特に欧米市場での存在感は急拡大しており、ベルリンやパリでの展示会を通じて多くのアーティストの作品が海外のコレクターやアート愛好家のもとに渡っています。
京都市は、こうしたKAGの挑戦を「日本のアート市場の未来を切り拓く動き」として評価し、さらなる発展への期待を込めて今回の助成金採択を決定しました。これは、京都という伝統と革新が交差する街から、グローバルに挑む事業への応援であり、KAGが日本を代表するアート流通の旗手として期待されている証といえます。
皆さまへの感謝とさらなる展望
この成果は、日頃よりCasieを愛用してくださっているユーザーの皆さま、そしてCasie、KAGに作品登録をしてくださっているアーティストの皆さまのご支援があってこそ成し遂げられたものです。心より感謝申し上げます。
これからも私たちは、アート作品がただ「売れる」だけでなく、アーティスト自身が世界で活躍し続けるための舞台を提供することに尽力します。KAGを通じて、日本のアート作品が持つ価値を最大限に引き出し、アーティストたちが描く未来の可能性を広げる強力な流通エンジンを構築してまいります。
日本のアートが世界の主役となる日を目指して、挑戦を続けるKAGにぜひご期待ください。
「IMPACT FLOW KYOTO 2024-2025」について
このプロジェクトの詳細情報は以下よりご覧いただけます: