ART & CITY AWARD presents シエリアタワー中之島の授賞式が実施されました|アートのサブスクCasie(かしえ)

Casie、優れたアーティストへ創作活動の機会提供を行うためのアートコンペティション「ART & CITY AWARD presents シエリアタワー中之島」の運営に参画


アートのサブスクリプションサービス「Casie(かしえ)」を運営する株式会社Casie(京都市下京区、代表取締役CEO:藤本 翔 以下、Casie)は、関電不動産開発株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:藤野 研一 以下、関電不動産開発)が実施する優れたアーティストへの創作活動の機会提供を行うためのアートコンペティション「ART & CITY AWARD presents シエリアタワー中之島」の事務局兼アートディレクターとして運営に参画しました。選考には、「ART & CITY PROGRAM」アンバサダーの、知花くららさんにも参加していただき、グランプリを選出いたしました。


■「ART & CITY AWARD presents シエリアタワー中之島」とは

現在関電不動産開発が開発中のタワーマンション「シエリアタワー中之島」(2025年12月竣工予定)で進める、中之島の文化的特性を活かしたアートを通じて、街と都市居住の新しい魅力づくりに貢献する取り組み「ART & CITY PROGRAM」プロジェクトの一環として実施したアートコンペティションです。

グランプリ受賞アーティストは、制作費全面支援のもとプランをもとに実際に作品を制作していただき、シエリアタワー中之島(2025年12月竣工予定)へ常設展示されます。また、賞金100万円のほかシエリアサロン大阪梅田ライフデザインミュージアムでの個展が約束されます。

2023年6月23日(金)に授賞式&トークイベントが実施されました。


■グランプリ受賞アーティスト


NIM(二ム)



愛知県生まれ、愛知県在住の画家。(Casie 在籍アーティスト)


20歳から約20年間、映像デザイナーとして活躍する中で感じたデジタル表現 への疑問をきっかけに、アクリル絵具やフェルトペンを使って絵画の制作を開始。 主に、「ホオズキ」をモチーフとした独特な世界観の作品が、国内外にて注目を集めている。 

主な発表や実績は、『CASIE アートコンテスト 2022 vol.2』 入賞(2022)、 年間最多作品登録賞 (CASIE ARTIST AWARDS / 2021)、年間最多作品レン タル賞(CASIE ARTIST AWARDS / 2021)、フランス・パリ『サロン・ド・ アール・ジャポネ2019』にてグランプリ受賞(2019)など。


選出理由:時間の流れや、季節の流れを、ホウズキを通じて表現され、可愛くて覚えやすいモチーフであり、ポップで明るい印象を受けた。


西久松 友花(二シヒサマツ ユウカ)



京都府生まれ、京都府在住の陶芸家。

歴史的・文化的背景を持つものや、土着文化、宗教的象徴物への関心を持ち、 それらの形や装飾を土で象形し再構築する。

未知や不可視なものへの恐怖から解放するための、縋り祈る対象としての作品を追求する。


主な発表に、「Kyoto Art for Tomorrow 2023―京都府新鋭選抜展―」 (京 都文化博物館)、 「美の予感2023―生彩―」(高島屋/東京、京都、名古屋、 大阪)、 「かめおか霧の芸術祭」(大本本部 春陽閣/京都/2022)、個展「化生 」(芝田町画廊/ 大阪/2022)、「とどまるもの、とどまらないもの」 (真言宗 御室派総本山仁和寺/京都/ 2022)など。 


選出理由:新しさの中に、伝統的な動きを感じ、非常に個性と存在感が あった。マンションに設置された時に、暮らす人、訪れる人の 記憶に残る作品になると期待が持てた。


大松 俊紀(オオマツ トシキ)



三重県生まれ、神奈川県在住の建築家。

オランダにおいて文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員(1998)などで 建築や都市の 研究後、ロンドン、東京、香港での設計事務所に勤務。 

独立後は、建築の設計からインテリア、家具、プロダクト、そして彫刻まで 幅広く行う。 また2005年からは桑沢デザイン研究所スペースデザイン分野で 専任講師も務める。


主な作品に、渋谷駅桜丘口地区再開発計画デザイン・アートワークアイディアコンテスト優秀賞(2014)など。 近年は、アルミニウムを主に扱ったアートファニチャーの制作を続けており、2022年には 東京神楽坂で「大松 俊紀の椅子展」を開催、国内外で作品を発表している。


選出理由:流れを感じさせる動きのある曲線は、マンションのコンセプトと 合致していると感じた。過去作品も安心感を持てた。



株式会社Casie取締役共同創業者 ・清水 宏輔のコメント

”ART & CITY AWARD”でCasieはアワードの募集時期から事務局として関わりました。


今回のアワードは既にある作品の中から受賞者を選ぶという形式ではなく、これから何を作っていくかという計画段階で選定をするという特徴的なアワードでした。そのような特徴的なアワードのため、アーティストは喜びだけではなく不安もあるなかでの受賞だったと思います。


しかし受賞アーティストの感想や意気込みを聞き、我々としてはこれまでの活躍と受賞に対して心からの祝福を贈りつつ、これからの挑戦に対して共にやり切りたいという強い想いを抱きました。

Casieとしてこれからの制作でもアーティストと共に走り、新しい挑戦を共に乗り切りたいです。


3名の受賞者だけではなく、本イベントに応募していただいた全てのアーティストたちのおかげでこのアワードが成り立っていると思っています。


あらためて、全てのアーティストに感謝を伝えたいです。


Casieについて

Casie(かしえ)は、アートのサブスクリプションサービスです。月額2,200円から、誰でも気軽に絵画をレンタルで飾れます。現在活動中の約1,300名の画家、13,000点以上の絵画から好みの作品を選べ、季節や気分の変化に合わせて最短1ヶ月で自由に作品を交換できます。ユーザーが支払う毎月のご利用金額の一部が、アーティストに報酬として還元される仕組みで、アーティストの支援・国内の文化芸術活動にも貢献します。

Casie公式サイト https://casie.jp/