ニューヨークのセントラルパーク

東京都出身、千葉県在住のアーティスト。
アメリカの大学を卒業。またニューヨークのパーソンズにて上級ペインティングコース、色彩理論等を修了。
2022年第五回日美展にて「フォートローダーデールの風」入選。
ニューヨークに長く在住し、セントラルパークでの販売、ニュージャージーなどでも個展を開いた。

- 作品のテーマにしている事は?
作品のテーマにしている事は「癒し、愛、驚き」です。これはアメリカ、ニューヨークの美術学校の先生が教えてくれた人生を楽しくする言葉です。人は疲れていると一人になりたいと思い旅行に出かけたりします。思い切って遠くに行き全てを忘れたいとも思います。ところが時間がない、事情があって今は行けないなど色々あります。そんな時に世界の美しい場所を絵で表現したかったです。風景は実際行った事がある場所を多く選んでいます。全てを忘れ、絵を見て癒されだんだん楽しくなって頂ければと思います。また美しい物、動物、人物は縁起が良い物です。縁起が良いものを描き人々に幸せをシェアするのも私の使命だと思っています。

- どんなタイミングで絵を描くことが多いですか？
私は絵にも気が入ると信じています。借りて頂く方の事を考えながら、描く時間やタイミングを大事にしています。朝太陽が出る瞬間から午前中に描くことが多いです。自分が美しい時間にいるな、と感じる時間帯を選びます。

- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
「人々に癒しと新しい驚きを」を届けたいです。海外にいた時期が長いので色々な経験をしており、その時に自分が感じた不思議な癒し体験や驚きを伝えて生きる楽しみをシェアしたいと思います。過去の地球の常識にとらわれないでに自由になれることをシェアするアーティストになりたいです。これからは全ての人が自由でいいのだという気持ちをシェアしたいです。やってみたい事は、日本では個展を開いた事がありません。日本での個展を通じて「世界は美しく、人生はあなたの自由で良いのだ。」というメッセージをもっと多くの人に届けたいです。

私がニューヨークに住んでいた頃、考え事があるときにはここに行きました。ここにいるとひらめきが来るのです。アメリカ、ニューヨークのセントラルパーク。10億ガロンを貯蓄する106-エーカー (43 ha)のジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池。奥には平和のアーティスト、オノヨーコが住むダコタハウスが見える。その右にはおしゃれなサンレモ、アパートメント。この有名な場所には世界中の人々が集まり夏は散歩する人や椅子に座って本を読む人、ジョギングする人が絶えない。湖の方に歩いていくと人に慣れた鴨がこぞってこちらに泳いでくるのがコミカルで、ほほえましい。この場所にいると国境などないかのように色々な人とおしゃべりが出来る。この絵画はチェリーヒルから湖に向かって歩いているのですが、歩いているとカラフルな空もこちらに迫ってくるのです。摩天楼の中にいるとは思えない美しい宇宙美。湖に向かって歩いているかのような構図になっています。この絵画を眺める方に癒しとひらめき、元気が復活しますようにとの思いを込めて描きました。覗き込んでいるかのような湖の面も見どころです。
油絵、発色はレンブラント等の使っていて美しいです。サインは絵画の邪魔にならないように左下、側面に入っています。