煌

熊本県出身。東京藝術大学大学院修士課程修了。フリーランスの絵画保存修復士として活動中。
影響を受けたアーティスト：小磯良平、ジョン・シンガー・サージェント

- 絵を描くようになったきっかけは?
私が絵を描くようになったきっかけは、子供の頃から絵を描くことが大好きだったことです。幼い頃から、紙と鉛筆さえあれば何時間でも夢中になって描いていました。特に似顔絵を描くことが好きで、家族や友達の顔を描いては、その特徴を捉えることに挑戦していました。成長するにつれて、絵を描くことは単なる趣味以上のものとなり、自分の感情や思いを表現する大切な手段となりました。友達や家族に似顔絵をプレゼントすると、笑顔になってくれたり感動してくれる瞬間がとても嬉しく、描くことの喜びをさらに深めてくれました。これからも、絵を通じて多くの人に喜びや感動を届けられるよう、描き続けていきたいと思っています。

- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
現在、私はフリーランスの絵画保存修復士として東京で活動しています。以前に比べて作品の制作時間は減ってしまいましたが、その分、仕事でさまざまな作品と出会う機会が増えました。特に現代アート作品は、従来の技法や素材とは異なるものが多く、表現形態も多様であるため、保存・修復が非常に難しいと感じています。創作活動を続けながら、保存に向けて考えられる作家としての役割を果たしたいと思っており、あらゆる素材や表現技法の事例を鑑賞し、保存修復の視点から学びを得ることを心がけています。並行して保存のための研究も行い、絵画の保存修復における適切な方法や技術を模索し続けています。