中学生時代~20代前半は、バンドを組み音楽活動を行う。25歳頃、バンドの解散や失恋など環境の変化をきっかけに、当時芸術大学に通っていた妹のすすめで絵を描き始める。ストリートなどでの創作活動を経て、現在は音楽標本などの作品を中心に、様々な創作活動を行なう。
影響を受けた人物:イリヤ・カバコフ、ジャクソン・ポロック、河原温
武さんの作品の多くは、現実と夢の入り混じった世界。ファンタジックでありながらも、その中には現代社会の生きづらさみたいなものも垣間見える。ただ生きづらさといっても、ネガティブな感情ではなく「それでもやっぱり生きていく」という前向きな意味が込められたもの。
武「...
中学生時代~20代前半は、バンドを組み音楽活動を行う。25歳頃、バンドの解散や失恋など環境の変化をきっかけに、当時芸術大学に通っていた妹のすすめで絵を描き始める。ストリートなどでの創作活動を経て、現在は音楽標本などの作品を中心に、様々な創作活動を行なう。
影響を受けた人物:イリヤ・カバコフ、ジャクソン・ポロック、河原温
武さんの作品の多くは、現実と夢の入り混じった世界。ファンタジックでありながらも、その中には現代社会の生きづらさみたいなものも垣間見える。ただ生きづらさといっても、ネガティブな感情ではなく「それでもやっぱり生きていく」という前向きな意味が込められたもの。
武「自分の作品が、アートの楽しみを知るきっかけになったら嬉しい。今まで興味のなかった人にも見て欲しい」
- そう話してくれた武さん。なぜなら、武さん自身がアートに救われたからだそう。話は遡って25歳頃、当時組んでいたバンドの解散や、失恋などが重なり、かなり落ち込んでいたという武さん。そんな時出会ったのが「絵を描くこと」だったという。武さんを救った「絵」は自然と武さんの生活の一部になっていったのだ。
武「悪い奴だと思われている人にも、実は色々な理由があると思うんです。」
- 物事は別の側面から見れば、見え方は変わる、ということだ。それが武さんの作品には込められている気がする。悲しいこと、嬉しいこと、ファンタジー、現実。武さんの作品はきっとどの要素も持ち合わせていて、どんな風にも解釈することができる。だからこそ、手にする人のその時の気持ちに寄り添ってくれる、そんな作品になれるのではないだろうか。