あらゆるものとの「ほどよい距離」とは
大阪府出身、大阪府在住のアーティスト。
影響を受けた人物:具体美術協会のみなさん(特に、浮田要三、堀尾貞治・昭子夫妻)、モンドリアン、八木一夫(陶芸家)など
- 絵を描くようになったきっかけは?
絵を描くようになったのは大人になってからです。図工も美術の授業も大の苦手でした。アートに興味を持つようになったのは、当時発売されていました『L magazine』という雑誌の影響が大きいです。絵を鑑賞するから自分も描くへのきっかけとなったのは、たまたま用事で行ったビルにあったギャラリー(アートスポット ギャラリーマーヤ)に足を踏み入れ、そこ...
あらゆるものとの「ほどよい距離」とは
大阪府出身、大阪府在住のアーティスト。
影響を受けた人物:具体美術協会のみなさん(特に、浮田要三、堀尾貞治・昭子夫妻)、モンドリアン、八木一夫(陶芸家)など
- 絵を描くようになったきっかけは?
絵を描くようになったのは大人になってからです。図工も美術の授業も大の苦手でした。アートに興味を持つようになったのは、当時発売されていました『L magazine』という雑誌の影響が大きいです。絵を鑑賞するから自分も描くへのきっかけとなったのは、たまたま用事で行ったビルにあったギャラリー(アートスポット ギャラリーマーヤ)に足を踏み入れ、そこで浮田要三さん(故人)と出会ったことです。浮田さんと出会ってしばらくして「やってみる?」というひとことがありました。その言葉があって、今があります。
- 作品のテーマにしている事は?
作品のテーマは「距離」です。「世の中の、あらゆるものとものの間には距離が存在する」という考えのもと制作しています。世の中に存在する「距離」はいつも同じではなく、近くなったり遠くなったりします。もしかすると「距離」が存在すると考えること自体が、無用な「隔たり」を生み出しているのかもしれません。それでも、ものさしで長さをはかれないその「隔たり」を表現できればと思っています。また、絵を描くことを含めた日々の生活は、あらゆるものと自分自身との「ほどよい距離」を見つける作業の繰り返しであるとも考えています。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
アートにまったく興味のなかった私が今作品を作っているように「ようわからんけどアートって面白いもんですなぁ」と私の作品をきっかけにしてアートに興味をもっていただけるようなアーティストになりたいです。