絵と詩で紡ぐ、ノスタルジックな風景。
幼い頃から絵を描くことが好きだった。
「体感する風景」をテーマにその土地が持つ”美しさ”を見つめ続ける。
- 絵を描くようになったきっかけは?
幼い頃から世界遺産や旅の美しい風景や絵画を見ることが好きで、中高の部活動では油絵で風景を、大学時代では東山魁夷の風景画集と出逢い、その制作姿勢や絵の美しさに強く惹かれ、自らも写生を行うようになりました。その後、ヨーロッパ、アメリカ、京都など国内外のさまざまな土地に写生旅行に出かけ、風景画制作を行い、大学卒業後は、中学校教員として働き、まったく絵を描かず過ごしていたが、体調を崩し、訪れた旅先で出...
絵と詩で紡ぐ、ノスタルジックな風景。
幼い頃から絵を描くことが好きだった。
「体感する風景」をテーマにその土地が持つ”美しさ”を見つめ続ける。
- 絵を描くようになったきっかけは?
幼い頃から世界遺産や旅の美しい風景や絵画を見ることが好きで、中高の部活動では油絵で風景を、大学時代では東山魁夷の風景画集と出逢い、その制作姿勢や絵の美しさに強く惹かれ、自らも写生を行うようになりました。その後、ヨーロッパ、アメリカ、京都など国内外のさまざまな土地に写生旅行に出かけ、風景画制作を行い、大学卒業後は、中学校教員として働き、まったく絵を描かず過ごしていたが、体調を崩し、訪れた旅先で出逢った風景に心洗われました。この出来事をきっかけに、生涯自分は風景と出逢い、表現し続けたいという思いが強くなり、再び絵を描きはじめることにしました。
- 作品のテーマにしている事は?
「体感する風景」をテ-マに、土地の自然や文化との一瞬の巡り合わせを表現しています。忘れられない風景、どこか懐かしい風景、一瞬で消えてしまう風景。そんな刹那の風景を絵と詩で紡いでいます。わたしが描いているのは単なる綺麗な、表層の風景ではなく、土地の文化ら歴史、自然を包括した風景です。また、絵だけでなく詩も添えているのが特徴です。見る人が様々な想像を掻き立てられ、風景のなかに溶け込み、還っていくようなそんな絵と文を描いています。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
描いた風景の土地で個展を開いたり、旅する風景の画文集を出版したいです。風景の感覚、土地の感覚、出逢いの感覚を私の作品を見て頂くことで、共有してみたいです。私の描く風景が多くの方々の心に灯り、生活や文化の一部に溶け込む日が来ることを願っています。 また、アーティストとしては、様々な国や地域を訪れ、その土地の文化や自然の美しさを見つめる絵描きであり続けたいです。また、これまで訪れて、強く心に残っている場所へ再訪し、描きたいと思います。現在は、国内では特に京都、青森の風景にとても惹かれています。今後何度でも訪れ、さらに深く土地の魅力を知るために描き、作品を大成させたいです。