GENTLE ART
GENTLE ART

表現の核心にあるのは、境界線に揺らめく「動」と「静」の共鳴です。
近代日本画の巨匠・横山大観が追求した「朦朧」の美学を原点とし、輪郭を溶け込ませることで生まれる幽玄な世界観を現代の視点で再解釈しています。しかし、その柔らかな空気感の中に、意志の強い「色彩のコントラスト」を鋭く介入させるのが私のスタイルです。
描くという行為は、世界との対話であり、同時に自己を解体し再構築し続ける終わりなき儀式でもあります。観る者の深層心理に、静寂と熱量が混在する独特の爪痕を残すことを追求しています。