言葉にできない「なんだか、いい」をつくる。
三重県伊勢市生まれ。愛知県立芸術大学美術学部デザイン科に進学。同大学卒業後、名古屋の印刷会社にデザイナーとして入社。その後上京し、作品制作を行っている。
影響を受けた作家:Paul Klee、篠田桃紅、吉田博
-絵を描くようになったきっかけは?
物心ついた時からずっと作ることは好きで、外で友達と遊ぶよりも部屋で一人遊んでいる方が好きでした。いわゆる何かを「見て描く」ことよりも、実験的な、どうなるのかわからない、見たこともないようなものを求め「新しく生み出す」みたいなことに、昔から心動かされていたように思います。
- 普段...
言葉にできない「なんだか、いい」をつくる。
三重県伊勢市生まれ。愛知県立芸術大学美術学部デザイン科に進学。同大学卒業後、名古屋の印刷会社にデザイナーとして入社。その後上京し、作品制作を行っている。
影響を受けた作家:Paul Klee、篠田桃紅、吉田博
-絵を描くようになったきっかけは?
物心ついた時からずっと作ることは好きで、外で友達と遊ぶよりも部屋で一人遊んでいる方が好きでした。いわゆる何かを「見て描く」ことよりも、実験的な、どうなるのかわからない、見たこともないようなものを求め「新しく生み出す」みたいなことに、昔から心動かされていたように思います。
- 普段の制作はどのように行なっていますか?
自室にて、ろうそくや間接照明などできるだけ心地よい空間を作り、「楽しんで制作すること」を心がけています。
- 作品のテーマにしている事は?
たとえばそれは意味なんてわからない音楽に心揺さぶられたこと、わかりやすい良さなんて見当たらないあの人を想うこと心地よさに涙が出るなんて、よく知る話も、それでも必ず隠し持った心当たりがあるはず。弱っていたあの日の陽だまりの優しさを説明するのは難しいからたとえばそれは、そういったもの。大それたものではない。けれど、伝えたい。これは、言葉に出来ないものを言葉にした、精一杯の言葉。作品に対して感じる、言葉にできない「なんだか、いい」は、曖昧なようで、私にとってはとても信頼のできる、大切な感覚なのです。実験をするように、新たな発見にドキドキして大切な誰かに見せれるくらいまでに。いつかの気持ちに似た、ある人にとっての何かに触れる、そんな絵が描けたらいい。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
こだわりをもちながら、枠にとらわれす心が動いたものには前向きに挑戦していける様にと思っています。今は詩など文章の「挿絵として描く」ということも機会があればやってみたいと思っています。