今からもう半世紀ほども前になりますが、父にねだって初めて油絵の道具を手にした時の込み上げるような嬉しさは、いまだに忘れられません。
中学生、高校と美術部に在籍し、高校生当時、一時期は美大を目指して受験を志したりもしましたが、結果的に絵は趣味の世界で描き続けることにしました。
幸いなことに仕事を通じて欧州各国を旅する機会に恵まれ、多くの美しい風景に出会うことができ、気がつけば50年以上が経ちました。
いずれも私にとって印象深い場所と時間を描き溜めたものを、より多くの方々にご覧いただきたいとの思いから、Casieにエントリーさせていただきました。