静岡県生まれ、東京都在住。幼い頃から絵を描くことが好きで、美大への進学を決意。現在は東京造形大学に在学中(2019年現在)。「思い出」や「記憶」をテーマにし、抽象画をメインに描く現役美大生アーティスト。
影響を受けた作家:奈良美智
現在、東京造形大学に在学中の高柳さん。その作品のほとんどが抽象画で、もちろん「それ」が何を表しているのかなど、他人には分かりっこないのだけれど、その線だったり絵の具の流れだったり、どこかにそれを知るための手がかりが隠されているかのようにも見える。
日々の生活の中でも、作品制作の中でも『思い出』や『記憶』というものを大切にしています。例えば誰かを思い出そうと...
静岡県生まれ、東京都在住。幼い頃から絵を描くことが好きで、美大への進学を決意。現在は東京造形大学に在学中(2019年現在)。「思い出」や「記憶」をテーマにし、抽象画をメインに描く現役美大生アーティスト。
影響を受けた作家:奈良美智
現在、東京造形大学に在学中の高柳さん。その作品のほとんどが抽象画で、もちろん「それ」が何を表しているのかなど、他人には分かりっこないのだけれど、その線だったり絵の具の流れだったり、どこかにそれを知るための手がかりが隠されているかのようにも見える。
日々の生活の中でも、作品制作の中でも『思い出』や『記憶』というものを大切にしています。例えば誰かを思い出そうとする時、思い出そうとすればするほど、その人の像が頭の中でちっちゃくなっていく。そういう小さくなってしまうものを、出来るだけ大きく、また美しいもので再現できたらなと思っています。
[思い出」や「記憶」といえば、どこか旅行に出かけたことだったり、誰かと過ごした日々だったり、そんなものを思い浮かべがちだが、高柳さんの描く「思い出」や「記憶」は、もう少し些細な日常にも影響を受けている。
そんな高柳さんが、絵と出会ったのは幼少期だった。当時から「美術の大学に進みたい」と考えるほどに、絵を描くことが好きで、今もそれが変わることはない。今後は大学院に進学して、もっともっと深く「絵」のことを知りたいです。観てもらった時に、「なんだかいいな」と思ってもらえるような作品を描きたい。その「なんだか」って、すごく大切だと思うんです。