「彩り」が孤独な心にそっと寄り添う。
目指すは色彩の本来の美しさへ
兵庫県神戸市出身。幼少の頃から絵を描くことに関心があり、小学生の頃から絵画教室に通っていたという百世さん。中学生の頃から絵を学びたい思い初め、現在も大阪芸術大学美術学科油画専攻に通う現役大学生である。様々な展示会への出店やアートカクテル主催第1回公募展「LIFE」にてオーナー賞を受賞するなど今活躍中の若手アーティストである。
現在も大学に通っている現役大学生の百世さん。美術の道を志したきっかけは 何なのだろうか。
「小さい頃から絵が好きで小学校の頃から絵画教室に通っていたのですが、本格的に絵を学びたいと思い始めたの...
「彩り」が孤独な心にそっと寄り添う。
目指すは色彩の本来の美しさへ
兵庫県神戸市出身。幼少の頃から絵を描くことに関心があり、小学生の頃から絵画教室に通っていたという百世さん。中学生の頃から絵を学びたい思い初め、現在も大阪芸術大学美術学科油画専攻に通う現役大学生である。様々な展示会への出店やアートカクテル主催第1回公募展「LIFE」にてオーナー賞を受賞するなど今活躍中の若手アーティストである。
現在も大学に通っている現役大学生の百世さん。美術の道を志したきっかけは 何なのだろうか。
「小さい頃から絵が好きで小学校の頃から絵画教室に通っていたのですが、本格的に絵を学びたいと思い始めたのは中学生の時からでした。美術系の高校に進学したかったのですが落ちてしまって。普通の高校に進学して普通の高校で生活を送っていてもやっぱり自分は絵を学びたいと改めて確信しましたね」
◉ 目標は色彩の本来の鮮やかさをキャンバスに表現すること
「テーマはまだ決まっていなくて。でも、同級生の子たちが頑張っているのを見て感じる”焦り”や”不安”などの感情にぶつかったときに描いているような気がします。何かあったときは言葉で愚痴を言うよりもその感情をキャンバスに当てて発散しているなと感じますね」
「実は、絵を描くことから半年ほど距離を置いていたんです」
「高校時代、人間関係でうまくいかなくて半年ほど不登校になっていた時期があるんです。その期間は本当に辛くて絵を描くことからも遠ざかっていましたね。そんな時、絵画教室の先生が『新しいイーゼル使いにおいで。』と優しく少しずつ私を誘い出してくれたんです」暗闇の半年から救ってくれた絵画教室の恩師は尊敬している人物の1人だと語る百世さん。
「孤独を感じる人などに共感して欲しいなと思います。孤独を感じている気持ちに寄り添って1人じゃないよと癒されて欲しいなと思います」多感な時期に辛さを乗り越えてきた彼女だからこそ、彼女の作品は日々の生活の中に潜む繊細な感情を「彩り」で私たちの感性に何かを訴えかけてくるのかもしれない。