清水 佳代子
清水 佳代子

日記を綴るように描く、色彩豊かなアート。

美術館で出会った1枚の絵をきっかけに制作を開始。試行錯誤して描かれるその心地の良い色彩に癒されて。

- 絵を描くようになったきっかけは?
東京都現代美術館の常設展で辰野 登恵子さんの「UNTITLED 90-14」という無題の大きな抽象画を見たのがきっかけでした。辰野さんの絵は赤と緑の鮮やかな色彩で芋虫のような物体が画面いっぱいに描かれているのですが、それが何を描いているのかも全く分からないまま、ただその鮮やかな色に見惚れて、絵の前に立ち尽くしました。絵ってこんなにも人を癒すことができるんだ‥と。そしてその日は、人生の中でも大きな転...

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