1983年、奈良県生まれのアーティスト。広島市立大学大学院芸術学研究科修了。
影響を受けた人物:野田弘、磯江毅、ターナー、ゲーテ
- 絵を描くようになったきっかけは?
生まれたときから周りに画材や画集がある環境に育ちました。自然な流れで絵を描くようになり、遊び道具が絵具などの画材だったように思います。高校進学に当たり、美術科か普通科、どちらに進学するか迷いました。美術では食べていけないと周囲から言われていたからです。結局、美術科に進み、今に至ります。進路選択には後悔を持ったときもありましたが、描き続けると決めてからはソウルフードのように生活の一部になっています。
- 普段...
1983年、奈良県生まれのアーティスト。広島市立大学大学院芸術学研究科修了。
影響を受けた人物:野田弘、磯江毅、ターナー、ゲーテ
- 絵を描くようになったきっかけは?
生まれたときから周りに画材や画集がある環境に育ちました。自然な流れで絵を描くようになり、遊び道具が絵具などの画材だったように思います。高校進学に当たり、美術科か普通科、どちらに進学するか迷いました。美術では食べていけないと周囲から言われていたからです。結局、美術科に進み、今に至ります。進路選択には後悔を持ったときもありましたが、描き続けると決めてからはソウルフードのように生活の一部になっています。
- 普段の制作はどのように行なっていますか?
自分の部屋で、無音の環境で制作しています
- 作品のテーマにしている事は?
1本のペンと黒の単色で描かれたペン画を制作しています。墨の色は黒だけだと思われるかもしれませんが、実は黒味を帯びた中に茶色や青、紫など、様々な色が見え隠れします。この墨の色を『墨色(ぼくしょく)』と言います。昔の人はそれを『墨に五彩(ごさい)あり』と言いました。一説には、墨の濃い、薄いだけで表現する事で、描いた人の思いや見る人の気持ちでいろいろな色に変化する事と言われています。 線描と点描を重ねグラデーションを作り上げることで、見る人の眼差しが内面深くに向かうような作品作りを目指しています。