山森 博之
山森 博之

螺鈿彩の美しさを伝える、和モダンアート

劇画工房設立メンバーとして、劇画黎明期を活躍した後、西陣において、螺鈿織、舞蝶帯、和装小物の絵箔制作に長年携わる。近年は、螺鈿彩を画材として捉え、インテリアやスマホケースなど、現代の生活に寄り添えるアイテムを制作。

- 絵を描くようになったきっかけは?
「劇画工房立ち上げは、さいとうたかをらと、漫画というものを子供のものだけに留まらない表現手段として世に広めたいとの意向で始めました。西陣織絵箔は、伝統的な柄に留まらないモダンな表現を増やしたかったから。螺鈿彩工房としてのアートやクラフトは、貝の真珠質による造形や色が自分から溢れてくるか...

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