長い間療養生活を送りました。毎日白い天井や壁を眺めながら頭の中で街の絵を描くことがありました。何も変わらない、発展していくことのない生活の中で母が時々私の気持ちが少しでも明るくなるようにと飾ってくれた花はただ瑞々しく、部屋にほのかに香る香りは今でも私の心に残っています。今はその時頭の中で描いた街の作品「city to draw in my head.」や花瓶の花を私のテーマとして描いています。
影響を受けた作家:ハイネ、ゲーテ、石田衣良、秋野ふく、尾形光琳
<実績>
H29 アトリエサーカスコンペ amaging flower 入賞
2019 ROOTOTE tote ...
長い間療養生活を送りました。毎日白い天井や壁を眺めながら頭の中で街の絵を描くことがありました。何も変わらない、発展していくことのない生活の中で母が時々私の気持ちが少しでも明るくなるようにと飾ってくれた花はただ瑞々しく、部屋にほのかに香る香りは今でも私の心に残っています。今はその時頭の中で描いた街の作品「city to draw in my head.」や花瓶の花を私のテーマとして描いています。
影響を受けた作家:ハイネ、ゲーテ、石田衣良、秋野ふく、尾形光琳
<実績>
H29 アトリエサーカスコンペ amaging flower 入賞
2019 ROOTOTE tote as canvas art &design awards 準グランプリ(city to draw in my head.)
ART MOVE 2020 第25回記念アートムーブコンクール入選(city to draw in my head.)
2023.02 冬の0号展(京都、zine gallery)
2023 第28回アートムーブコンクール入選
- 絵を描くようになったきっかけは?
子どもの頃、よく美術館に行くことがありました。20代になり自分でも絵を描きたいと思うようになりました。働きながら会社帰りにいくつかのスクールに通っていた頃はとても大変でしたが、今ではそれもいい思い出となっています。その頃描いていたものと今描いているものとではだいぶ異なります。もともとペン画が好きということもあり私の花瓶の花の作品もpopな雰囲気のものをよく描いています。2023年からはpopなペン画タッチによる作品の他にアクリルでの「花瓶の花 静寂の時」「花瓶の花 passion」という作品も描き始めました。また2023年からはグループ展での活動も少しずつ始めています。作品販売時やグループ展の終了後などには作品の感想をいただくことがあるのですが私が作品を描いていた時の思いや気持ちとは真逆の捉え方だったりその方の私に対する印象がとてもユニークでとても驚くことがあるのですがそういうことも以前の私では気づかなかった絵の醍醐味だと感じるようになりました。
-普段の制作はどのように行なっていますか?
いくつかの窓から青空が見える田舎の家で絵を描いています。