茨城県出身、神奈川県横浜市在住のアーティスト
インテリアメーカー等でデザイナーをするかたわら、2014年より染色家 佐藤律子氏に師事し染色を学ぶ。 2018年に独立し、2020年 maison epiceとして活動をスタート。 心に響く『色』の世界を大切に、伝統技法の手染めに独自の手法を取り入れながら、今の暮らしに寄り添うプロダクトの制作を目指す。
- 絵を描くようになったきっかけは?
小さいことから大好きだった色の世界。デザイナーとして多くの商品を手掛けてきましたが、一個人として「商品」にとらわれず何か表現したいと思い、その世界を表現する手法を探していた時に出会ったのが染色で...
茨城県出身、神奈川県横浜市在住のアーティスト
インテリアメーカー等でデザイナーをするかたわら、2014年より染色家 佐藤律子氏に師事し染色を学ぶ。 2018年に独立し、2020年 maison epiceとして活動をスタート。 心に響く『色』の世界を大切に、伝統技法の手染めに独自の手法を取り入れながら、今の暮らしに寄り添うプロダクトの制作を目指す。
- 絵を描くようになったきっかけは?
小さいことから大好きだった色の世界。デザイナーとして多くの商品を手掛けてきましたが、一個人として「商品」にとらわれず何か表現したいと思い、その世界を表現する手法を探していた時に出会ったのが染色です。自分でデザインしたものを自らの手で染める。とてもシンプルなことですが、手染めという計算されたデザインと偶然生まれる美しさが融合した新しい「色」の世界を体現できることは、自分にとって一番の表現手法だと思っています。
- 作品のテーマにしている事は?
屋号にも使用しているepiceはフランス語でスパイスを意味します。日々に暮らしの中に『色』というスパイスを加えることで、人の心を豊かにする、そんな思いを込めて、一つ一つ手で染めた作品をつくっています。
『それぞれの心に響く色を』
デザインとしての考えられた色彩と手で染め上げることで生まれる偶然の美しさ、それらが織りなすことで生まれる唯一の美しさを表現していきます。見る人によって、心地よかったり、わくわくしたり、安らいだり、それぞれのかたちでそれぞれの思いに繋がっていく、人の心に響くものづくりをしていきます。
■染色手法について
私は主に「色糊捺染」という手法にて作品を製作しています。この手法は古来から浴衣や着物などを染める手法として行われてきたものです。米ぬかやもち米などを原料とする糊に染料を混ぜて色糊をつくり、その色糊を布に描いていくことで布を染めていきます。最後に蒸して色糊を洗い落として完成しますが、とても労力を要する染め方です。基本の染め方である型染をはじめ、筆やローラー、木版など様々な手法を用いて「布を染める」という表現を追求してます。