岡山県出身、現在東京都在住のアーティスト
- 絵を描くようになったきっかけは?
小さい頃から絵を描くことが好きで、家中の紙とインクを使いきるほど夢中になって描いていました。しかし、幼少期を過ごしたアメリカから帰国した後、周りに合わせなければという思いのなかで、次第に絵と距離を置くようになりました。 大学では建築を学び、その流れで現場監督の仕事に就きましたが、緊張と多忙さから鬱気味になり、楽しみを失うような日々を過ごしました。 そんな中、2020年にコロナを機に自分と向き合うなかでふたたび絵を描きはじめ、心が浄化されるような感覚を味わいました。心が解放され、想像力が研ぎ澄まされるに...
岡山県出身、現在東京都在住のアーティスト
- 絵を描くようになったきっかけは?
小さい頃から絵を描くことが好きで、家中の紙とインクを使いきるほど夢中になって描いていました。しかし、幼少期を過ごしたアメリカから帰国した後、周りに合わせなければという思いのなかで、次第に絵と距離を置くようになりました。 大学では建築を学び、その流れで現場監督の仕事に就きましたが、緊張と多忙さから鬱気味になり、楽しみを失うような日々を過ごしました。 そんな中、2020年にコロナを機に自分と向き合うなかでふたたび絵を描きはじめ、心が浄化されるような感覚を味わいました。心が解放され、想像力が研ぎ澄まされるにつれ、植物や動物、風景など、平和でおだやかな自分にとっての楽園を描くようになりました。
- 作品のテーマにしている事は?
絵を描くことは自分にとっての癒しでもあり、自然と自分がいたい場所や、あったら素敵だな、と思う情景や風景を、鮮やかで落ち着いた色合いを使って描いています。描いているときはキャンバス一枚、紙一枚の中に小さな世界を作り込んでいる感覚です。色や線を使って好きな物語をえがいている過程で、心が研ぎ澄まされ、穏やかな気持ちになります。自分の癒しのために描いている作品たちですが、作品をご覧になる方もほっとしていただけたらいいな、と思っています。私にとって絵は、心を解放できて、一番自分らしく居させてくれる場所です。こどもの頃にお絵描きをしていた方は多いと思いますが、こどもの絵を見ていると、上手い下手なんて気にしていなくて、表現せざるを得ない、描くのが楽しくてしょうがない、というようなものすごいエネルギーを感じます。私にとって絵は、そんな子どもの心に戻れる場所です。
-アピールポイント・伝えたいこだわりなど
細かい線で緻密に描く画風が多いのですが、線は漫画家さんが使われているような、ペン先にインクをつけて描く、Gペンを使っています。絵は一本一本丁寧に描いており、大体A4サイズの作品で2-3週間かけて描いています。色の組み合わせにもこだわっており、鮮やかかつ落ち着いた色合いを目指しています。