1980年生まれ。京都在住。デザイナー、コピーライター、ボディワーカー、ダンサー。真言宗の阿闍梨の孫で、幼少期より仏教に親しんできた。描く作品は「観自在」がテーマ。それは視点を変えることで囚われ過ぎによる思考のクセを外して楽に生きられるようにと躍りながら自由に描いている抽象画で、モチーフはなく、あえて向きを決めず、向きによって、また、見る人によって、印象が変わる。絵を見て感じる時間を持ち、自身の感性と向き合ってもらうことや、上手下手関係なく本当に自由に絵を描くことによって、それぞれの内なる喜びが生まれ、その喜びが循環していくことを願い活動している。2023年9月福岡アジア美術館「カンカク...
1980年生まれ。京都在住。デザイナー、コピーライター、ボディワーカー、ダンサー。真言宗の阿闍梨の孫で、幼少期より仏教に親しんできた。描く作品は「観自在」がテーマ。それは視点を変えることで囚われ過ぎによる思考のクセを外して楽に生きられるようにと躍りながら自由に描いている抽象画で、モチーフはなく、あえて向きを決めず、向きによって、また、見る人によって、印象が変わる。絵を見て感じる時間を持ち、自身の感性と向き合ってもらうことや、上手下手関係なく本当に自由に絵を描くことによって、それぞれの内なる喜びが生まれ、その喜びが循環していくことを願い活動している。2023年9月福岡アジア美術館「カンカク展」カンカク賞受賞。2023年12月国立新美術館「第12回躍動する現代作家展」特別賞受賞。
- 作品のテーマにしていることは?
空間を変え気分が変わる角度を決めない抽象画を描いています。そのため、前面にサインを入れていません。なぜなら上下左右が決まるからです。形のないものを描いているので、どの角度で飾るかは、飾る人に決めてもらいたいのです。日によって変えて飾ってみてもいい。絵には空間の印象をガラリと変えるチカラがあります。だから、それだけで気分転換できるはずです。絵の中なにかを発見したり、今まで見えていなかったものが見えたり。そうやって楽しんでもらえるような絵を描いています。具体的ななにかを表現するための絵ではなく、見る人、飾る人がいてくださって、初めて完成する絵だと思っています。自分を解き放ちたい人の絵とも云えるかもしれません。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
音楽に合わせて踊りながら絵を描く舞台や事前に何を描くかを決めずに本当に即興で絵を描くライブペインティングなど。