漫画をきっかけに、アートの可能性を信じて
愛知県出身、千葉県在住のアーティスト。愛知県立芸術大学美術学部デザイン工芸科陶磁専攻陶磁器デザインコース卒業。東京藝術大学大学院美術学部先端芸術表現科在籍。
- 絵を描くようになったきっかけは?
幼少期に初めてドラえもんの漫画を読んでその面白さに魅了され漫画家に憧れました。そこから小学校の授業中に折り紙に2コマ漫画を描き始めたのが全ての始まりです。小学校3年生頃には将来の夢を漫画家に決めていました。そして18歳の時に集英社にて初めて担当がつきましたが現実は厳しく評価されない日々が続きます。そして大学受験もあり漫画家の夢を断念。何度も受験に失敗...
漫画をきっかけに、アートの可能性を信じて
愛知県出身、千葉県在住のアーティスト。愛知県立芸術大学美術学部デザイン工芸科陶磁専攻陶磁器デザインコース卒業。東京藝術大学大学院美術学部先端芸術表現科在籍。
- 絵を描くようになったきっかけは?
幼少期に初めてドラえもんの漫画を読んでその面白さに魅了され漫画家に憧れました。そこから小学校の授業中に折り紙に2コマ漫画を描き始めたのが全ての始まりです。小学校3年生頃には将来の夢を漫画家に決めていました。そして18歳の時に集英社にて初めて担当がつきましたが現実は厳しく評価されない日々が続きます。そして大学受験もあり漫画家の夢を断念。何度も受験に失敗するもなんとか進学することができ、そこで陶芸について学んだ後、現在は東京藝術大学にて現代アートと工芸、そして自身が幼少期から継続してきた描く行為について研究を進めています。
- 作品のテーマにしている事は?
私は制作するたびにそれぞれのコンセプトが違います。今回出展しているのは生命力をテーマにした絵画作品です。最近の立体作品などは割と社会問題に対しての問いかけが多いのですが、それに対しこの生命力シリーズはそういった社会や時代背景を排除した純粋な夢を描いています。こんな生き物がいたら、こんな世界観があればいいなという、私の現実からの逃避の形が絵として表現されている気がしていて、生命の底知れない美しさを私なりに表現したかったのだと思います。その中で「再興」と「迹」という作品は私の夢を省き現実をテーマに描いています。今の世の中で生物が様々な事象により淘汰されていく様子を描いているため他の作品とは少し違った雰囲気かと思うので、その違いも楽しんでもらえたらと思います。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
まだまだ方向性に悩んでいますが、自分の作品を通して少しでも多くの人にアートの可能性を感じてもらえるように頑張ります。