いつか見たことのある、記憶のカケラを描く
愛知県出身、愛知県在住のアーティスト。愛知県立芸術大学 日本画専攻卒業。
- 絵を描くようになったきっかけは?
子供の頃から細かい作業が好きで、漠然と将来は絵に関わる仕事がしたいと思い、美術科のある高校に進学しました。そこで初めて日本画と出会い、画材の奥深さに魅力を感じました。同じ日本画材を使っていても描く人によって全く異る表現になり、これなら自分に合った様々な表現を追求していけるのではと思い、専攻を決めました。この時の感動が、素材の質感へのこだわりへと繋がっている気がします。
- 作品のテーマにしている事は?
日々積み重な...
いつか見たことのある、記憶のカケラを描く
愛知県出身、愛知県在住のアーティスト。愛知県立芸術大学 日本画専攻卒業。
- 絵を描くようになったきっかけは?
子供の頃から細かい作業が好きで、漠然と将来は絵に関わる仕事がしたいと思い、美術科のある高校に進学しました。そこで初めて日本画と出会い、画材の奥深さに魅力を感じました。同じ日本画材を使っていても描く人によって全く異る表現になり、これなら自分に合った様々な表現を追求していけるのではと思い、専攻を決めました。この時の感動が、素材の質感へのこだわりへと繋がっている気がします。
- 作品のテーマにしている事は?
日々積み重なっては消えていく記憶の片隅にあるような、いつの日か見たことのある場所、時間、温度、湿度、匂い。そこに存在し、時間の経過と共にあり続けるであろうその充実を、留めておきたいと思い制作しています。顔料の重なりや素材の物質感を感じながら、見るひとそれぞれにとっての景色や時間を、想い眺めていただければと思います。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
作品個体で完結するのではなく、作品を置いた時にどんな空気を生み出すのかを大切に、考えています。空気や佇まいが表現に繋がっていくような、空間としてのアート作品を目指しています。ギャラリーや美術館だけではなく、空間を活かせる様々な場所で展示し、多くの方に見ていただけるようになりたいです。