行き場のない感情が行き着いた「形」。心の叫びが刺さるアート
子供の頃から絵を描く事が好きだったが、成績が良かったこともあり普通大学に進学。 就活中、将来を考えていく中で絵を描きたいと強く思い、京都造形芸術大学へ編入。そこで、油絵の先生と出会い油絵を専攻する。 行き場のない「感情」を思いのままに爆発させたアートを描く。
―子供の頃から絵を描くことに関心があり、芸術への道を志していたというmitama.さんだが、成績が良かったたため普通の大学へと進学した。そんなmitama.さんが再び芸術の道を志した理由は周りが就職活動している中で、もし自分が企業に就職してしまったら絵を描くことから離れ...
行き場のない感情が行き着いた「形」。心の叫びが刺さるアート
子供の頃から絵を描く事が好きだったが、成績が良かったこともあり普通大学に進学。 就活中、将来を考えていく中で絵を描きたいと強く思い、京都造形芸術大学へ編入。そこで、油絵の先生と出会い油絵を専攻する。 行き場のない「感情」を思いのままに爆発させたアートを描く。
―子供の頃から絵を描くことに関心があり、芸術への道を志していたというmitama.さんだが、成績が良かったたため普通の大学へと進学した。そんなmitama.さんが再び芸術の道を志した理由は周りが就職活動している中で、もし自分が企業に就職してしまったら絵を描くことから離れてしまうと思ったからだそうです。
- 誰かが言った「君は絵を描けなくなった方が幸せだろうと」
mitama.「実は私自身、思考がネガティブでメンタルがあまり強くないんです。絵を描くときに周りの迷惑になっていないかと考えてしまうんです」
- mitama.さんの作品は、混沌とした色彩の波の中にどこか儚げな面が見え隠れしてますよね。一体テーマはどんなものなのでしょうか。
mitama.「テーマは特にないです。感情のままにキャンバスに向かっています。強いて言えば、自分のマイナス感情をアートで表現しています。自分が認める作品は”作品を持っている自分”しかいないと思うんです。絵を描き続ける人でありたいんです」
- やり続けることに強みを感じるmitama.さん。そう言い切る彼女の口調には、ネガティブさを少しも感じさせず、芯の ある強さを感じた。
- 作品をどのような人に見て欲しいのでしょうか。
mitama.「本名は社会的なものであって”私”ではなく、作品を作っている自分も本名の”私”ではない気がします。自分と同じように生きづらさを感じている人や、自分と同じ年代、女性などに見て欲しいですね」