愛知県出身、東京都在住のアーティスト/多摩美術大学名誉教授。多摩美術大学美術学部絵画科油画卒業。
影響を受けた人物:ピカソ、猪熊弦一郎、脇田和、荻太郎
<実績>
1960 新制作展新作家賞
1961 安井賞候補展出品、新制作展新作家賞
1962 国際青年美術家展出展、新制作展新作家賞
1966 新制作協会賞受賞
- 絵を描くようになったきっかけは?
高校時代、美術部の顧問の教え方がとても楽しく「音や感覚を絵で表しなさい」という課題に刺激を感じました。描く度に褒められた事が嬉しく、絵描きを志すきっかけに。高校三年生の時、募団体の新制作協会に作品を応募し入選。地方新聞...
愛知県出身、東京都在住のアーティスト/多摩美術大学名誉教授。多摩美術大学美術学部絵画科油画卒業。
影響を受けた人物:ピカソ、猪熊弦一郎、脇田和、荻太郎
<実績>
1960 新制作展新作家賞
1961 安井賞候補展出品、新制作展新作家賞
1962 国際青年美術家展出展、新制作展新作家賞
1966 新制作協会賞受賞
- 絵を描くようになったきっかけは?
高校時代、美術部の顧問の教え方がとても楽しく「音や感覚を絵で表しなさい」という課題に刺激を感じました。描く度に褒められた事が嬉しく、絵描きを志すきっかけに。高校三年生の時、募団体の新制作協会に作品を応募し入選。地方新聞に掲載されたことで両親に絵描きになる許しをもらい多摩美術大学に入学しました。
- 作品のテーマにしている事は?
「出逢い」をテーマにしています。色彩と色彩との関わりの中で生じる音・会話に耳を傾けながら描き、描いて、描くことを繰り返しています。色彩がお互いに重なることにより絵画は幾度も変化し、色彩の言葉が生まれ、画面全体の文章が形作られる。だからこそ描くたびに感動が湧き上がり、模索が繰り返される。そんな作業の中から「出逢い」が生まれます。
- これからどのような創作活動をしていきたいですか?
人間の一生には明暗があるだろう。その一生を夢中になれる仕事と出逢えて過ごせたなら最高の生涯であったと言う事だろう。求められているものは何なのか? 難題ではあるが私たち表現者はキャンバスに向かって「問い」を発することしかなく、勇気を持って挑戦しなければならない。こんな時代には「強」と「弱」、「勝」と「負」、「好」と「嫌」の鮮明で確固たる個性が望まれる。複雑化する時代にこそ、個性を持った情報の発信と受信が重要であると思う。そのために今一度、好きなことの始まりに立ち返り「色彩と情熱をキャンバスにぶつけ生きたい」と切に願います。