
アーティストは誰かの作風に影響を受けている人も多くいます。
そしてそのインスピレーションが自分のオリジナリティーと混ざり合って新たな作品が誕生します。
素敵な融合です。
今回の記事では、『ゴッホ』にインスピレーションを受けたと話すCasieのアーティストさんを紹介していきます。
ゴッホの作風の面影を見つつ、新たなアート作品をのぞいてみてください!
代表作「ひまわり」を感じる作品
ゴッホの作品といえばひまわりの絵を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ゴッホが描くひまわりの絵は数枚存在し、その多くはカラーをブルー・イエローを主軸としている作品がほとんどです。

ゴッホに影響を受けたアーティスト:Rai
Raiさんの作品はどこかゴッホを感じさせるカラー、ブルー・イエローを用いています。同じ花の作品の中でも柔らかなブルー、濃いめのブルーなど、色合いの違った花アートを楽しんでみてください。
多摩芸術大学在学中。第55回大調和展 学生優秀賞受賞。
作品のテーマは、楽しんで描くこと。
影響を受けた人物:フェルメール、ゴッホ、モネ、クリムト、忌野清志郎

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ゴッホの力強さを感じる
ゴッホの作風の特徴の一つとされる筆跡。
ゴッホの「糸杉シリーズ」にもみられる筆跡は力強く、厚塗りです。

ゴッホに影響を受けたアーティスト:haruzion
haruzionさんはどの作品も力強いタッチがかっこいいものばかりです。ジャンルは様々であり、おっとりした作品からポップな作品も。ぜひ、力のこもったharuzionさんの作品を見てみてください!
1995年・愛知県生まれ。ファッション専門学校卒日本全国での個展、グループ展などをはじ めとし、ポスター、看板デザインや、アパレルやグッズの販売など多岐にわたり活躍中。
常に新しい、常に面白い物をその時の感情で描くことが創作のテーマ。
自分の絵を見て誰かとの会話や笑顔に繋がったり、何かを始めるきっかけになってほしい。そんな想いを込めて描いている。

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ゴッホの色使いを感じる
ゴッホの絵はイエローの色使いが特徴的です。
たとえば、ゴッホの代表作品『夜のカフェテラス』。この作品の鮮やかな黄色の屋根がとても印象的です。

ゴッホに影響を受けたアーティスト:浅野しょうこ
浅野しょうこさんの作品は、ゴッホのようなイエローを用いた作品が多く存在します。またさらに、同じアーティストが描いたとは思えないほど技法の違ったアートも描いています。そんな浅野しょうこさんの作品を是非チェックしてみてください。
2006年、ビジュアルアーツ専門学校写真学科卒業。現在は子育てをしながら制作活動を行なっている。創作のテーマは『爽爽』『優しい』。
影響を受けた人物:ゴッホ

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ゴッホのタッチを感じる
ゴッホの絵に現れる独特なタッチ。例えば、草原や空の筆のタッチはある意味細かく、カラーの違いをうまく表現させています。

ゴッホに影響を受けたアーティスト:松浦麻美子
点や渦で表現されたゴッホの絵はまさにオリジナルを生み出していますが、松浦麻美子さんの作品もそれぞれ筆使いに松浦さんらしさが浮き出ています。ぜひタッチの違いに注目して、みてみてください。
千葉県出身、埼玉県在住。
作品のテーマはその時の興味あるモチーフを絵画的空間に変換すること。モチーフを見たままの再現ではなく、色彩や形などの絵の構成要素として置き換えて、画面の中に配置する。旅先や日常生活で出会ったモチーフ、絵本や写真などで素敵だと感じたモチーフから着想を得ている。また、どの作品でも不完全の完(または未完の完)の美と色彩的な美しさ(筆致、重ねのバランスなど)を心掛けている。
影響を受けた作家:シャルダン、セザンヌ、ルドン、ゴッホ、マティス、ブラック、ニコラ・ド・スタール、ヘレン・フランケンサーラー

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他にも多くのアーティストに影響を与えている
ゴッホは生涯を通して様々な作風を描きました。画家としてのキャリアを始めた頃と晩年では全くの別人が描いた作品に見えるほど多彩な表現を持っています。そのことから現代のアーティストにも大きな影響を与え続けているのです。

ゴッホに影響を受けたアーティスト:wakico.
ゴッホの花も独特な描き方をしていますが、wakico.さんの描く花もwakico.さんにしか描けないwakico.さんらしい、描き方です。
どこか北欧を感じさせながらも、現代アートのようなカラフルさも持ち合わせた本当に見ていて飽きない作品が多いです。
ぜひwakico.さんの作品を見てみてください。
神戸芸術工科大学 ファッションデザイン学科卒業。
植物をモチーフにした絵を多く描く。植物の持つ生命力を見る人に伝え、寄り添う作品をテーマに創作活動を行う。
影響を受けた人物:ウィリアムモリス、ゴッホ

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ゴッホに影響を受けたアーティスト:岡本真実
岡本真美さんの作品は鮮やかなカラーが素敵です。
カラーを重ね合わせ、また新たな色を生み出し、アートをも作り出す作品は見どころたくさんです。
千葉県在住。 立教大学卒後、セツ・モードセミナーへ。 イラストレーターとして活動後画家に。数々の展示会に参加し、活躍している。
今を生きる感覚を、五感で感じたこの世界を、抽出して俳句のようにギリギリのエッセンスで表現することがテーマ。今の時代表現とともに、自分の中の日本人のDNAに向き合いつつ制作を行う。
影響を受けた人物:長沢節、有元利夫、熊谷守一、シャガール、ゴッホ、サイ・トゥオンブリ、ホックニー、ホッパー、ボナール、ドガ、ジョージア・オキーフ、三岸節子、ピカソ、マチス、デュフィ、マルレーネ・デュマス、棟方志功、竹久夢二、伊藤若冲、クレー、ルドン

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ゴッホに影響を受けたアーティスト:あかり花鳥風月
ゴッホの柔らかなカラー、例えば空や葉に使われるブルーやグリーン。それらのカラーがあかり花鳥風月さんの作品ととても類似しています。
一枚の絵から明るさ・穏やかさなどさまざまな温かさが伝わってくる、そんな作品をぜひ見てみてください。
岡山県出身。岡山県在住。
自分が描きたい世界をアーティスト名に。絵を見て心にともる小さなあかり。日本の四季折々。めくるめく美しいお花の世界。そんな絵を描くために創作活動を行う。
影響を受けた作家:クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

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ゴッホに影響を受けたアーティスト:あきこ屋
あきこ屋さんの作品はpopで他のアーティストにはないユニークな作品が見どころです。
描く人・建物・カラー全てにおいて独創性を感じる、また海外チックな作品をぜひみてみてください。
福島県出身、東京都在住のアーティスト/イラストレーター/玩具企画デザイナー。東北芸術工科大学 芸術学部 芸術学科芸術学コース卒業。青山塾18,19期卒業。
動きがあり、少しふざけた感じがある絵を目指して描く。対象の形と、色と色のかさなり、それを通した紙の透け感を大事にしている。

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ゴッホに影響を受けたアーティスト:山本 玲
山本玲さんの作品は鮮やかなブルーを基調とした作品が多くなっています。
描くのは日本らしい花々。ゴッホの描く花とはまた違った、日本らしく、山本玲さんの作り上げる花々をぜひみてみてください。
東京都出身、東京都在住のアーティスト。
日本の自然の美を世界に伝えること、その1点をテーマに創作する。
草や花や、虫や魚や動物、鮮やかで多様な色合い、個性的な形など、忙しい日々を送っていると忘れてしまいがちな自然の神秘。それらを見つけ出して、絵の中に閉じ込める。
作品をそばにおいて、心の拠り所にしてもらうことで、日頃のもやもやが気にならなくなるような作品を目指す。
影響を受けた人物:グスタフ・クリムト、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、アンリ・ルソー、伊藤若冲、吉田博、永井博、あいみょん、琳派の画家

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いかがでしたでしょうか?
是非絵画選びの参考にしてみてください。
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現在ゴッホ展が開催中です
東京美術館で行われるゴッホ展も見逃せませんね。
フィンセント・ファン・ゴッホの芸術に魅了され、その世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラー。彼は、あらゆる画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年で、90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。ファン・ゴッホの芸術に深い精神性を見出したヘレーネは、その感動を多くの人々と分かち合うべく、生涯にわたり美術館の設立に情熱を注ぎました。
このゴッホ展では、クレラー=ミュラー美術館からファン・ゴッホの絵画28点と素描・版画20点を展示。また、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの絵画20点もあわせて展示し、ファン・ゴッホ作品を軸に近代絵画の展開をたどる、ヘレーネの類まれなコレクションをご紹介してくれます。
- 期間:2021年9月18日(土)~12月12日(日)
- 会場:東京都美術館