様々なモノに用いられるアート。インテリアとしてではなく、薬としてのアート(?)にも注目が集まっています。
その名も、ホスピタルアート。
そんなホスピタルアートも手軽にレンタルすることが可能です。
そもそもホスピタルアートとは?
ホスピタルアートとは、
Hospital(病院)+Art(芸術)を繋げた言葉で、『医療・福祉施設で、ボランティア・職員・患者などが絵画や音楽の創作・発表・展示などを行う活動。施設内を心地よい空間にすることによって、患者の精神的ケアを図るもの』
つまり、アートなどの芸術作品を通して、心から患者さんの病気を和らげましょう!というもの。
どんな効果が?
ホスピタルアートで得られる効果は様々!
薬の量がへる??
ホスピタルアートは心から病を治すということ。
もちろん実際にウイルスを撃退したり、化学療法のように直接病気の原因に対して何かの効果があるわけではありません。
しかし、病気の心理的負担の減少により、鎮痛剤の量の減少、入院日数の減少、認知症の改善等。様々な効果が見受けられます。
心を癒してくれる
アートはもともと、私たちの心に変化を起こしてくれるもの。
病院内に置かれているアートだからといっても、その特徴に変化があるわけではありません。
病気になってしまって待合室に並ぶ。何とも言えない不安が心を押し寄せると思います。
そんな時、ふと心を癒される絵画を眺めれば心はほっこりと。不安な心を癒してくれます。
人との繋がりを生む
ホスピタルアートとは、単に完成済みのアートを病院に飾っているわけではありません。
アーティスト、患者さん、お医者さんや看護師さん、その地域の美大生など。
様々な人が一緒になってホスピタルアートの作品を創作していきます。
ホスピタルーアートを通じて、各々の居場所を見つけ、様々な人との繋がりを見つけることができます。
アートを起点にいろんな人と繋がり合える。アートの新たな可能性を示してくれています。