ピカソの『ゲルニカ』のように、教科書で習うことも多いキュビズム。その独特的な絵画の風貌に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなキュビズムの謎を紐解いて行きたいと思います。

そもそもキュビズムとは何?

キュビズムとは、20世紀にピカソとブラックによって創始された新たな絵画様式です。

今までの絵画様式は1点の視点から作品を描いていたのに対し、キュビズムでは様々な視点から見た面を1つのキャンバスに収めています。

絵画の歴史から考えてみる

絵画の歴史を知っていると、キュビズムについての理解が深まります。

3つの絵画様式

キュビズムが生まれた時代には、3つの絵画の種類の技法が主流でした。

ロマン主義

ロマン主義以前では、「アート=神様を描く」が主流でした。しかし、「神様以外も描いていいんじゃないの?」という考え方から、ロマン主義が誕生します。従来の、聖書や神様を描いた古典的な作風とは違い、日常生活や戦争、恋愛ごとまで。自由の思想を追求し、絵画に様々なモノを描き始めていきます。

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ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』

自然主義

自然なモノを誇張なしでそのまま描こう、という絵画様式。芸術作品としての『美』ではなく、その絵画に描かれた自然物の『美』を評価します。そのため、その自然物を誇張することなく、あるがままの姿をそのまま描き出します。

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ジャン=フランソワ・ミレー『落ち穂拾い』

印象派

目の前に広がる光景をあるがままに描くのではなく、個人の眼に映る景色を主観的に表現しています。その光景から受けた、画家自身の感覚を絵画に表現しています。単にその光景を描写するのではなく、光の描き方や筆のタッチで、画家自身が感じた光景を描き出しています

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クロード・モネ『印象・日の出』

この印象派の登場から、絵画はただ光景を映し出すモノではなくなり、画家自身の感情や考え方を絵画に描き出すモノになります。画家の感性が絵画に描かれるのです。

キュビズムの先駆け

この印象派の流れを引き継ぎ、『近代絵画の父』ポール・セザンヌが誕生します。

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様々な画家から賞賛を浴びるセザンヌは、絵画の歴史に置いて革命を起こしました。

以前の絵画様式では1つの視点から絵画を描いていたのに対し、セザンヌは様々な視点から対象を観察し、それを1つのキャンバスの上に再構築したのです。

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キュビズムの誕生

セザンヌが創り出した「他視点」の絵画様式を、ピカソとブラックの2人が飛躍させ『キュビズム』が誕生します。

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左: パブロ・ピカソ 右: ジョルジュ・ブラック

「他視点」から作品を描いていったセザンヌに対し、キュビズムでは、他視点をベースに様々な『面や角度』から対象を観察し、1つのキャンバスに作品を描いています。

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パブロ・ピカソ『泣く女』

この作品はキュビズムの様式で作られた、ピカソの『泣く女』。ピカソの愛人とされたドラ・マールを描いた作品です。ピカソ曰く、ドマ・マールはいつもシクシク泣いている女性だったようです。

この作品が描かれた当時は世間が第二次世界大戦へと向かっていた時のこと。その当時の世論を女性に代入し、絵画に映し出しているのかもしれない。様々な角度から見た女性の姿を一面のキャンバスに映し出し、独特なピカソの感性を感じることができます。

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