2018.10.06 更新

KAYANO USHIYAMA インタビュー

KAYANO USHIYAMA,アーティスト,インタビュー
グラフィックアーティスト。パステルやアクリルで描いた物をスキャンして、パソコン上で仕上げキャンバスに印刷するスタイルで制作活動を行う。アナログとデジタルの融合で、「テキスタイルデザイン」のような作風表現を通して、観てくれる人たちに暖かい気持ちになってもらえるようなHappyな作品を世界中に発表し続けている。日本だけでなく、ニューヨークやロンドンなど海外での個展、グループ展も行っている。
Instagram:https://www.instagram.com/kayanoushiyama/
web site:http://19710817kayanoushiya.wixsite.com/kayano-ushiyama

アナログ+デジタル=世界に「Happy」を広める​​
「アナログとデジタルの融合」というとどんなアートが思い浮かぶだろうか?カヤノさんの作品は、アナログとデジタルをいったりきたりすることで完成する。
①パステル・アクリル絵具で作品を描く
②作品をスキャンする
③スキャンした作品をパソコンで仕上げる
④キャンバスに印刷する
アナログとデジタルをいったりきたりすることで、どちらかだけでは表現しきれない「ウシヤマカヤノアート」が生まれるのだ。


▲「Peace Girraffe」KAYANO USHIYAMA

▲作品たち。並べるとカラフルで明るい作品が多いことがよくわかる。

一見、キャンバスに直接描いているかのようにも見える作品。しかしよく目を凝らせば、アナログではできない「デジタルならではの表現」や、逆に「デジタルでは出ない味」も見えてきて、「どこがアナログで、どこがデジタルで…」と考えながら観るのもワクワクする。
「キャンバスに印刷をする作品は、1点しか印刷しないようにしています。原画と同じように、”この世に1つの作品”にするために、サインはも必ず手書きで入れています。」そんなこだわりも、カヤノさんの作品の魅力。デジタルとアナログそれぞれの良い部分が抽出されているような、そんな作品だと思った。
20年間ネクタイのデザイナーをしていたというカヤノさん。今の作風になったのは、2015年頃からだという。
「テキスタイルのデザインをやっていたので、無意識に季節によって配色を考えたりしているかもしれません。もしかしたら自分はデザイナーよりなのかもしれないなぁと思っています。」
最後にカヤノさんの作品のテーマを聞いてみた。「”世界にHappyを広める”をテーマに作品作りをしています。観た人にHappyを与えられるような作品をこれからも作っていきたいですね。」
編集後記
わかりやすいモチーフで描かれたカラフルな作品には、デジタルとアナログを駆使した「仕掛け」がたくさん。まるで謎解きみたいな感覚で観ていた。原画と同じように「1点もの」というのにも心惹かれる。デザインのお仕事をしているカヤノさんならではの色使いは、空間に取り入れる「インテリア」としてもとても映えるのではと思った。
カヤノさんの作品はこんな場所に合いそう
明るい照明の空間にぴったり!動物モチーフの作品も多いので、子供たちが集まる場所なんかにおいても素敵なのではないでしょうか?どんな場所も、色鮮やかに彩ってくれるはず。季節に合わせて色を選ぶのもおすすめです。
interview:
Masaru Koike / text:miwo tsuji