今週のPICK UP ARTISTをご紹介|Ai Maruchi

皆さまこんにちは、Casie編集部です。


今週も続々と新しいアーティストさんがCasieに参加してくださっています。


その中から今回は、Ai Maruchiさんにインタビューをさせていただきました。作品の魅力がたっぷり詰まった記事となっております😊是非最後までお楽しみくださいませ。



Ai Maruchi
静岡県出身、愛知県在住のアーティスト。
アートを通して優しく包み込むよりも、踊って笑わせるような気持ちにさせてくれる作品を描く。
instagram:@studio.hain


Ai Maruchiさんにインタビューしてみました


──Ai Maruchiさんが作品を制作するきっかけとなったエピソードなどありますか。


物心がつく頃には絵を描いていました。それまでは漠然と「好き」だけで描いていましたが、30歳を目前にして改めて絵と向き合い、徐々にグループ展へ参加したりギャラリーで個展をするようになりました。


──使用している画材についてご自身が感じる特徴や魅力、こだわりなどを教えてください。


普段はアクリル絵の具を主に使って描いていますが、ここ最近は水彩絵の具も使っています。固形絵の具が入った折り畳みのパレットに水筆を入れて、いつでもサッと出して描けるようにしています。首に負担がかからないようにと購入したタブレットスタンドが、小さい作品を描くときに結構役立ってます。


──作品のサイト写真では伝えきれない、実際に飾った時のアピールポイントを教えてください!


作品「しましま」「おでかけ」「庭の子猫」は、ブロッテド・ラインという技法を使って主線を描いています。トレーシングペーパーなどにインクで線を描き、紙に転写するというものです。そうすることで意図しない擦れや滲みができて、動きのある面白い絵になります。


──もし良ければ制作されている環境やルーティンなど教えていただけたら嬉しいです。


私の作品は基本的に小さいので、自宅の居間の一角に設けたスペースで制作しています。構想を練っている間は何も聴かないのですが、色塗り後半の段階になるとラジオやポッドキャストを聴きながら描いています。



──最後に、作品のテーマについて教えてください。


テーマはその時によって変わったりもしますが、作品に共通してあるのは「ユーモア」です。3コマ漫画のような3枚目にオチのある作品や、印刷ミスした名刺を持たせる小さな猫の粘土人形(mini sculptureと呼んでます)なども作ってきました。おもしろがる事でアイデアは生まれるので、大切だと思っています。



Casieにてレンタル可能な作品


bloom

サイズ:   H32.8cm × W26.8cm

使用画材:水彩紙、水彩絵の具、色鉛筆


庭に咲いていた水仙に、息を吹きかけているような、囁いているような仕草の女の子が思い浮かんで描きました。ワンピースは昔読んだ絵本に出てきたセーターのイメージです。





しましま

サイズ: H32.8cm × W26.8cm

使用画材:水彩紙、インク、アクリル絵の具


昨年末、子猫が我が家にやってきました。まるで小さなトラのようだったので、大きなトラの家族と住んでるという設定で描きました。




庭の子猫

サイズ:   H32.8cm × W26.8cm

使用画材:水彩紙、インク、水彩絵の具、色鉛筆


この作品は我が家の子猫が、庭に成る柑橘の木の前に佇む様子をイメージで描いたものです。





おでかけ

サイズ: H32.8cm × W26.8cm

使用画材:水彩紙、インク、アクリル絵の具


ひさびさににどこか遠くへ行きたいと思って、バッグに帽子、ちょっとおめかししている鳥を描きました。バッグにしているどんぐりですが、実際にどんぐりから作られた絵の具をベースに使っています。




ピカピカの庭

サイズ: H32.8cm × W26.8cm

使用画材:水彩紙、インク、アクリル絵の具


ちょうど緑が眩しい季節だったので、そこに嬉しそうに風を感じてる猫を描きました。



──インタビューにご協力いただきありがとうございました。


作品画像をクリックすると作品一覧ページにもアクセス可能となっております!気になる作品がありましたらクリックしてみてくださいね。




▼このアーティストのページを見る


https://casie.jp/artists/1722




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他にも素敵な作品まだまだございますのでぜひあなたの好きな作品も探してみてくださいね😊